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為替イブニング海外市場2021年7月7日

2021年07月07日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円110.20~111.20
ユーロ円130.50~131.50
ユーロドル1.1780~1.1880
豪ドル円82.70~83.70
相場状況の振り返りと今後の展開予想

新型コロナウィルスの感染者数が拡大する中、相対的に市場心理が萎え始めている。また、内閣府が公表した景気動向指数が前月比2.6ポイント低下し、3カ月ぶりにマイナスになった影響もあり、日経平均株価はNYダウの流れを引き継ぎ、景気敏感株を中心に、前日比276円安と終始軟調に推移している。おそらく東京都内での感染者数千人越えは時間の問題であろうが、ワクチン接種の効果を見極めるには時期尚早であり、現時点では一喜一憂せずに、感染者数よりも重篤患者数で推し量る方が賢明かもしれない。いずれにしても、相場自体はリスク回避のドル買い戻しが優勢になってはいるが、客観的に判断すれば、リスク回避の円買い需要も健在であり、過度な円安期待は自重局面にある。

一方、ドル円は米金利優位性には変化がなく、底堅い展開が予想されるが、ドル円111円前後では実需売りや利益確定売りが散見されており、一旦同レベルでは清算局面と見なした方が無難であり、引き続きレンジ幅ドル円110.20~111.20円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料のない中、米ドル主導の展開は変わらず、ユーロドル1.18台前半で膠着度を強めている。基本的には米ドル主導の展開は否めず、強いて挙げれば本日のFOMC議事要旨録に注目が集まるだろうが、テーパリング観測の強弱のみでは、相場への影響は限定的と判断し、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1780~1.1880を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円110円台前半から押し目買い共に、111円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.18割れから押し目買いと共に、1.19前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円111円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円110円台前半から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しているが、現状では、ユーロドル1.19前後からナンピン売りと共に、1.18割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円110円台前半ではロング、ドル円111円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は130円台半ば前後から押し目買いと共に、131円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは82円台半ば前後から押し目買いと共に、83円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円109.7011180
ユーロ円129.85132.00
ユーロドル1.17201.1930
豪ドル円82.1584.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円買い50,000☆130.80(SL130.30売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロドルロング50,000★▼1.1850(SL1.1830売り)-$100
豪ドル円ショート50,000★▼83.50(SL84.00買い)-¥25,000
2021年7月収支経過(01~07日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円+¥40,000+¥40,000
ユーロドル-¥13,000(-$100)-$100
豪ドル円±¥0±¥0
前日の売買 東京市場
ユーロ円買い50,000★△131.20(132.00ショートカバー)+¥40,000
豪ドル円売り50,000☆84.00(SL84.50買い)
前日の売買 海外市場
ユーロ円買い50,000☆130.80(SL130.30売り)
豪ドル円買い50,000★△83.50(84.00ショートカバー)+¥25,000
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000111.00(SL111.50買い)
ドル円買い50,000110.20(SL109.80売り)
ユーロ円売り50,000131.30
ユーロ円買い50,000130.30(SL130.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1880(SL1,1930買い)
ユーロドル買い50,0001.1790(SL1.1740売り)
豪ドル円売り50,00083.50(SL84.00買い)
豪ドル円買い50,00082.50(SL82.00売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000111.20(SL111.70買い)
ドル円買い50,000110.20(SL109.80売り)
ユーロ円売り50,000131.40
ユーロ円買い50,000130.50(SL130.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1880(SL1,1930買い)
ユーロドル買い50,0001.1790(SL1.1740売り)
豪ドル円売り50,00083.70(SL84.20買い)
豪ドル円買い50,00082.70(SL82.20売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会