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為替モーニング東京市場2020年5月28日

2020年05月28日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円107.30~108.50
ユーロ円118.00~119.30
ユーロドル1.0950~1.1080
豪ドル円70.80~72.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場では新型コロナウィルスの感染拡大懸念、そして、米中対立が再びエスカレートするなど、様々な要素が絡み合い、相対的に相場自体の難易度を深めている。昨日発表された米地区連銀報告(ベージュブック)では経済活動は全ての地域で低下、そして、雇用情勢も減少しており、見通しも極めて不透明と悲観的な見方が支配的になっている。その中、米国株式市場ではNYダウが553ドル高と続伸するなど、経済再活動期待が一層強まりを見せるなど、総じて、違和感の残る株高現象とも言わざるを得ない。米国ではパンデミックが進行してから死者が10万人超になるなど危機感を強めているにもかかわらず、トランプ大統領は封じ込め作戦よりも、経済再活動に舵を切っているが吉と出るか凶と出るかは判断が分かれるところであるが、引き続き相場が動意づいてから始動を心掛けるべきであろう。

一方、ドル円は108円台目前ではあるが、株高にも反応しておらず、方向感に乏しい展開であるが、実需売買がドル円107円前後と108円台で随所に散見されており、引き続き同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルは欧州委員会が7500億ユーロの財政出動策を提案する旨が伝わり、ユーロを買い戻す動きが強まり、ユーロドル1.10台を回復している。ただ、ユーロ圏の温度差は解消しておらず、難航が予想されるだけに、更なる上昇局面では一旦清算入りと見なした方が無難であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円107円前後から押し目買いと共に、108円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルはレンジ幅を1.0950~1.1080まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向を注視し、様子見スタンスを強めている。輸出企業はドル円108円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円107円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、戻り売りを優先する中、ユーロドル1.10前後からナンピン売りを随時実施しており、現状ではユーロドル1.10台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、買いは1.09台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円107円前後ではロング、108円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は118円前後から押し目買いと共に、119円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは71円割れから押し目買いと共に、72円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円106.70108.85
ユーロ円117.70119.85
ユーロドル1.09051.1130
豪ドル円70.3072.55

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆118.50(SL119.30買い)
ユーロドルショート50,000☆1.1000(SL1.1070買い)
2020年5月収支経過(01~28日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥17,500
ユーロ円±¥0
ユーロドル+¥123,800(+$1,050)
豪ドル円-¥10,000+¥25,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000☆118.50(SL119.00買い)
ユーロドル売り50,000☆1.1000(SL1.1050買い)
豪ドル円売り50.000☆71.80(SL72.30買い)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000108.30(SL108.80買い)
ドル円買い50,000107.10(SL106.60売り
ユーロ円売り50,000119.30(SL119.80買い)
ユーロ円買い50,000118.00
ユーロドル売り50,0001.1070(SL1.1120買い)
ユーロドル買い50,0001.0950
豪ドル円売り50.00072.50(SL72.80買い)
豪ドル円買い50,000☆△71.30(71.80ショートカバー)+¥25,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000108.30(SL108.80買い)
ドル円買い50,000107.30(SL106.80売り
ユーロ円売り50,000119.30(SL119.80買い)
ユーロ円買い50,000118.30
ユーロドル売り50,0001.1060(SL1.1110買い)
ユーロドル買い50,0001.0970
豪ドル円売り50.00072.00(SL72.50買い)
豪ドル円買い50,00070.80(SL70.30売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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