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為替モーニング東京市場2021年10月1日

2021年10月01日
(コラム執筆時間:09時14分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円110.80~111.80
ユーロ円128.50~129.50
ユーロドル1.1550~1.1650
豪ドル円80.00~81.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米国では暫定予算案が期限ぎりぎりで議会を通過し、一応政府閉鎖は回避された格好であるが、依然として、債務上限巡る対立構造が与野党間で続いており、相対的な投資家心理の冷え込みと同時に、中国の潜在的なリスク及び米債券利回りの高止まりが嫌気される中、米国株式市場ではNYダウが前日比546ドル安と大幅に下落、また、S&P500種株価指数は2020年3月以来の大幅安になるなど、ポジションの手仕舞いが優先されている。その中、米金利の上昇を背景にドル高基調に変化はないが、短期筋としても、高値警戒感を踏まえて、一旦利益確定のドル売りに追いやられるなど過度なドル高期待は自重局面に差し掛かっている。

一方、ドル円は、日米金利差を背景に底堅い展開ではあるが、急ピッチの債券利回りの上昇に違和感が生じており、拙速的な上値トライには慎重になっている。引き続きレンジ幅ドル円110.80~111.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは戻り売りが優先される中、徐々に節目の1.15前後が意識されている。ただ、同時に割安感を踏まえた買い戻しも散見される為、現時点では、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1550~1.1650を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的にはドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円111円割れから押し目買いと共に、112円前後からナンピン売りで待機をすることを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.15台半ば前後から押し目買いと共に、1.16台半ば以上からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強めているが、輸出企業はドル円112円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円111円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、戻り売りを優先する中、現状ではユーロドル1.15台半ば前後から利益確定買いが散見されている。一方、売りは1.16台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円111円割れではロング、ドル円112円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は128円台半ば前後から押し目買いと共に、129円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは80円前後から押し目買いと共に、81円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円110.45112.55
ユーロ円128.00130.10
ユーロドル1.14751.1680
豪ドル円79.5081.55

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
2021年9月収支結果 マイナス-¥13,500
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥80,000+¥15,000
ユーロ円+¥40,000-¥25,000
ユーロドル-¥193,500(-ドル1,500)
豪ドル円+¥60,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000112.50(SL112.90買い)
ドル円買い50,000☆△111.50(111.80ショートカバー)+¥15,000
ユーロ円売り50,000130.30(SL130.80買い)
ユーロ円買い50,000☆▼129.30(SL128.80売り)-¥25,000
ユーロドル売り50,0001.1670(SL1.1720買い)
ユーロドル買い50,0001.1560(SL1.1510売り)
豪ドル円売り50,00081.00(SL81.50買い)
豪ドル円買い50,00080.00(SL79.50売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000111.80(SL112.30買い)
ドル円買い50,000110.80(SL110.30売り)
ユーロ円売り50,000129.50(SL130.00買い)
ユーロ円買い50,000128.50(SL128.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1650(SL1.1700買い)
ユーロドル買い50,0001.1550(SL1.1500売り)
豪ドル円売り50,00081.00(SL81.50買い)
豪ドル円買い50,00080.00(SL79.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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