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為替モーニング東京市場2019年8月28日

2019年08月28日

鈴木予想レンジ

ドル円     105.00~106.30
ユーロ円    116.80~118.00
ユーロドル   1.1030~1.1150
豪ドル円    70.80~72.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

米国債利回りが軒並み低下する中、10年債利回りが1.471%まで低下、2年債利回りとの乖離が最大となるなど逆イールド現象が顕著になっている。
また、30年債利回りも過去最低水準の2%割れになるなど、過剰流動性資金が米債券市場に流入している嫌いは否めない。
その中、米中の貿易摩擦を横目に、世界的な景気減速懸念が高まると共に、ポジションの縮小を迫られているのが現状である。
先にトランプ大統領が言及した米中通商協議の再開に関しても、中国外務省が再度把握していない旨を指摘しており、依然として、マーケットは米中の覇権争いがかく乱要因になっている事は間違いなく、引き続き波乱含みの展開を強いられている。
相対的には日独がマイナス金利で推移している以上、FRBは更なる金利低下余地を残している。
今後、トランプ政権の保護主義政策が加速すれば、いずれは米10年債利回り1%割れも視野に入れる必要性もあり、ドルの戻り売りに比重を置いた戦略性が求められる。

一方、ドル円は米金利の低下を背景に、改めて戻りの鈍さが指摘されており、再度心理的節目ドル円105円割れが意識されている。
時期尚早ではあるが、米金利動向次第ではドル円100円割れも現実味を帯び始めているとの声も少なく無いが、当面、レンジ幅をドル円105.00~106.30円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは1.11前後で一進一退の展開を強いられている。
米金利による買戻しも随所に散見されている反面、更なる買い材料は皆無に等しく、依然として、戻り売り主導の展開には変化は見られず、引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.1030~1.1150を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円105円前後から押し目買いと共に、106円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも前述したレンジ幅を重視し、1.10台半ば前後から押し目買いと共に、1.11台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円106円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業はドル円105円前後を中心に、105円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しており、現状では昨日と同様に、ユーロドル1.10台半ば前後から押し目買いと共に、1.11台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円105円前後ではロング、ドル円106円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円117円割れから押し目買いと共に、118円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は71円割れから押し目買いと共に、72円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     104.70   106.85
ユーロ円    116.20   118.40
ユーロドル   1.0985   1.1200
豪ドル円    70.30    72.50

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2019年8月収支経過(01~28日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円  +¥10,000       +\35,000
ユーロ円  -¥75,000       +¥20,000
ユーロドル +¥47,100(+$400)  
豪ドル円  ±¥0          +¥35,000

現在のポジションと決済指値

No position

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

ドル円買い    50,000★△105.70(106.40ショートカバー)+¥35,000
ユーロ円買い  50,000★△117.40(117.80ショートカバー)+¥20,000
豪ドル円買い  50,000★△71.30(72.00ショートカバー)+¥35,000

前日の売買 海外市場

出来ず Nothing done
ドル円売り  50,000  106.40(SL106.90買い)
ドル円買い    50,000  105.30(SL104.80売り)
ユーロ円売り  50,000  118.00(SL118.50買い)
ユーロ円買い  50,000  117.00(SL116.50売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1170(SL1.1220買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1060(SL1.1010売り)
豪ドル円売り  50.000  72.00(SL72.50買い)
豪ドル円買い  50,000  71.00(SL70.50売り

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り  50,000  106.30(SL106.80買い)
ドル円買い    50,000  105.20(SL104.70売り)
ユーロ円売り  50,000  118.00(SL118.50買い)
ユーロ円買い  50,000  116.80(SL116.30売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1150(SL1.1200買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1050(SL1.1000売り)
豪ドル円売り  50.000  72.00(SL72.50買い)
豪ドル円買い  50,000  70.80(SL70.30売り

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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