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為替モーニング東京市場2021年5月27日

2021年05月27日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円108.50~109.50
ユーロ円132.50~133.50
ユーロドル1.2150~1.2250
豪ドル円84.00~85.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

FOMCメンバーによれば、ここ最近のインフレ上昇は一時的との見解が相次ぐ中、FRBによる出口戦略への期待も時期尚早との見方が大勢を占めており、米国株式市場ではNYダウが前日比10ドル高と持ち直し、また、米債券利回りの下げ止まりも手伝い、ドルを買い戻す動きがやや優勢になっている。ただ、相対的には米景況感の改善を受けて、遅かれ早かれ、資産購入ペース縮小などのデパーリング観測が再浮上する可能性が高く、安易にドルロングを手仕舞う動きは後退している。そして、為替相場の主な売買材料である債券市場のボラティリティーが低下傾向にあるだけに、安易に攻めきれない外部環境にある。引き続き直近のレンジ幅を駆使して、売買を模索することが得策であろう。

一方、ドル円は109円台を回復して、下値懸念は希薄になっているが、ドル円110円台を目指すほどの勢いはない。そして、本邦では緊急事態の延長要請が相次いでいあるが、ワクチン接種が本格的に開始されており、楽観視する声も少なくなく、当面、感染者数に過剰反応することなく静観するのが正解であろう。引き続きレンジ幅ドル円108.50~109.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはECB理事側からも出口戦略の議論は時期尚早との見方が支配的になっており、欧州債利回りの上げ幅の縮小を踏まえながら、利益確定売りに圧され、再び1.22割れへと警戒感を強めている。引き続き戻り売り優勢の展開であるが、引き続きレンジ幅ユーロドル1.2150~1.2250を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108円台半ば前後から押し目買い共に、109円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.21台半ば前後から押し目買いと共に、1.22台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円109円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円108円台半ば前後から押し目買いで対応している模様、

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、微調整に終始しているが、現状ではユーロドル1.22台半ば前後からナンピン売りと共に、1.21台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、繰り返しになるが、ドル円108円台半ば前後ではロング、109円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は132円台半ば前後から押し目買いと共に、133円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは84円前後から押し目買いと共に、85円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円108.10110.20
ユーロ円132.10134.20
ユーロドル1.20851.2300
豪ドル円83.4585.55

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆108.60(SL108.60売り)
2021年5月収支経過 (06~27日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円+¥15,000
ユーロドル+¥46,500(+ドル350)+$250
豪ドル円±\0+¥10,000
前日の売買 東京市場
豪ドル円売り50,000★△84.70(84.50ロングカバー)+¥10,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000109.30
ドル円買い50,000108.50(SL108.00売り)
ユーロ円売り50,000133.80(SL134.30買い)
ユーロ円買い50,000132.80(SL132.30売り)
ユーロドル売り50,0001.2300(SL1.2350買い)
ユーロドル買い50,000☆△1.2200(1.2250ショートカバー)+$250
豪ドル円売り50,00085.00(SL85.50買い)
豪ドル円買い50,00084.00(SL83.50売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000109.40
ドル円買い50,000108.60(SL108.20売り)
ユーロ円売り50,000133.50(SL134.00買い)
ユーロ円買い50,000132.60(SL132.10売り)
ユーロドル売り50,0001.2250(SL1.2300買い)
ユーロドル買い50,0001.2150(SL1.2100売り)
豪ドル円売り50,00085.00(SL85.50買い)
豪ドル円買い50,00084.00(SL83.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会