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為替モーニング東京市場2020年9月2日

2020年09月02日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円105.50~106.80
ユーロ円125.50~126.80
ユーロドル1.1850~1.1980
豪ドル円77.50~78.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米8月のISM製造業景気指数は56と改善、景気判断の分岐点である50を3ヵ月連続で上回る中、米国株式市場ではダウ平均が215ドル高と反発、そして、S&P500とナスダックが史上最高値を更新するなど、コロナショックの影響を払拭させる展開である。一部では今週末に控えている米雇用統計も大幅に改善するとの希望的観測も浮上しており、米ドルを買い戻す動きが顕著になっている。ただ、米国を取り巻く相場環境は米中対立構造とコロナ感染拡大などの不透明感、そして、米債券利回りが再び低下傾向にあるだけに、過度なドル高期待は自重局面に差し掛かっている。引き続き直近のレンジ幅の中での攻防が予想されるが、相場の動意を待ってからの始動が得策であろう。

一方、ドル円は好調な米経済指標や株高を背景に底堅い展開が予想される。反面、FRBによる低金利長期化があり、ドルを拙速的に買い上がる難しさも同居している。引き続きレンジ幅ドル円105.50~106.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはユーロロングの過剰な積み上がりが指摘される中、一時的に1.20台をクリア-したものの、同レベルでは利食い及び達成感を踏まえながら1.19前後まで押し戻されている。また、レーンECB専務理事がECBは為替レートを目標にしていないが、ユーロドルのレートは重要問題と指摘したこともユーロの上昇を妨げている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1850~1.1980を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円105円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円106円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.18台半ば前後から押し目買いと共に、1.19台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視し、様子見スタンスを強めているが、輸出企業はドル円106円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円105円半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ストップロスが優先されており、上値の重い展開と判断している。現状ではユーロドル1.20前後からナンピン売りと共に、1.18台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、繰り返しなるが、ドル円105円台半ば割れではロング、ドル円106円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は125円台半ば前後から押し目買いと共に、127円前後からナンピン売りを勧める。一方、豪ドルは急ピッチの上昇に警戒感を強めている。78円台半ば以上からナンピン売りを勧めると共に、78円台半ば前後から押し目買いで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円104.80107.00
ユーロ円125.15127.40
ユーロドル1.18201.2030
豪ドル円77.0079.20

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆126.70(SL127.00買い)
豪ドル円ショート50.000☆77.90(SL78.80買い)
2020年9月収支経過(01~02日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円
ユーロドル+¥44,100(+$350)+$350
豪ドル円
前日の売買 東京市場
ユーロドル売り50,000☆1.1980(SL1.2030買い)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000106.50(SL107.00買い)
ドル円買い50,000105.20(SL104.70売り)
ユーロ円売り50,000127.20(SL127.70買い)
ユーロ円買い50,000126.10
ユーロドル売り50,0001.2030(SL1.2080買い)
ユーロドル買い50,000☆△1.1910(1.1980ショートカバー)+$350
豪ドル円売り50.00078.70(SL79.20買い)
豪ドル円買い50,00077.70
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000106.50(SL107.00買い)
ドル円買い50,000105.50(SL105.00売り)
ユーロ円売り50,000126.80(SL127.30買い)
ユーロ円買い50,000125.80
ユーロドル売り50,0001.1980(SL1.2030買い)
ユーロドル買い50,0001.1850(SL1.1800売り)
豪ドル円売り50.00078.70(SL79.20買い)
豪ドル円買い50,00077.50
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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