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為替イブニング海外市場2020年12月29日

2020年12月29日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円103.00~104.30
ユーロ円126.00~127.50
ユーロドル1.2150~1.2300
豪ドル円78.00~79.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米国では追加経済対策法案成立に続き、下院で個人給付引き上げる法案が可決したことを好感し、景気回復期待を背景に投資家心理の改善もあり、日経平均株価は前日比714円高と大幅に反発、市場が薄商いとは言え、引け値では1990年以来約30年ぶりの高値圏まで一気に上昇している。年末年始の関係上、引き続き調整主導の展開ではあるが、ワクチン接種の進捗状況を睨みながら、もう一段の上昇も見込めるかもしれない。ただ、希望的観測を加味した過熱相場なだけに、一旦清算入りと見なした方がリスクの軽減に繋がるであろう。

一方、ドル円は大幅な株価上昇にもかかわらず、103円台半ば前後でほぼ無反応状態にある。元々株価と為替相場の相関性は希薄であったが、改めて、市場は過剰流動性相場と化していると言わざるを得ない。引き続きレンジ幅ドル円103.00~104.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは欧州圏ではコロナウィルスの感染拡大を背景に、パンデミック化が進行しているが、同時に、ワクチン接種も相次いで実施されており、現時点では悲喜こもごもの相場環境にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2150~1.2300を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円103円前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円104円台前半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.21台半ば前後から押し目買いと共に、1.23前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円104円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業もドル円103円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、調整主導の展開は否めないが、引き続き直近のレンジ幅を重視し、ユーロドル1.21台半ば前後から押し目買いと共に、1.23前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、繰り返しなるが、ドル円103円前後ではロング、104円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は126円台前半から押し目買いと共に、127円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは78円前後から押し目買いと共に、79円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円102.60104.80
ユーロ円125.85128.05
ユーロドル1.21351.2350
豪ドル円77.6079.90

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆104.00(SL103.10売り)
ユーロ円ショート50,000☆126.70(SL127.50買い)
ユーロドルショート50,000☆1.2250(SL1.2300買い)
2020年12月収支経過(01~29日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円+¥15,000
ユーロドル+¥53,600(+$425)
豪ドル円-¥75,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000☆126.70(SL127.20買い)
ユーロドル売り50,000☆1.2250(SL1.2300買い)
本日の売買予定 東京市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000104.30
ドル円買い50,000103.30(SL102.80売り)
ユーロ円売り50,000127.50(SL128.00買い)
ユーロ円買い50,000126.30
ユーロドル売り50,0001.2270(SL1.2320買い)
ユーロドル買い50,0001.2170
豪ドル円売り50.00079.20(SL79.70買い)
豪ドル円買い50,00078.00(SL77.50売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000104.20
ドル円買い50,000103.10(SL102.70売り)
ユーロ円売り50,000127.50(SL128.00買い)
ユーロ円買い50,000126.50
ユーロドル売り50,0001.2300(SL1.2350買い)
ユーロドル買い50,0001.2200
豪ドル円売り50.00079.40(SL79.90買い)
豪ドル円買い50,00078.10(SL77.60売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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