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為替モーニング東京市場2021年8月18日

2021年08月18日
(コラム執筆時間:09時35分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円109.00~110.00
ユーロ円127.80~128.80
ユーロドル1.1670~1.1770
豪ドル円79.00~80.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場ではFRBの資産購入ペース縮小開始への期待が高まっているが、昨日、パウエルFRB議長はビデオ会議において、新型ウイルス感染はしばらく米国に留まる可能性を指摘、デルタ株の感染が重大な経済的影響があるかは不明ではあるが、雇用情勢に影響を及ぼす可能性にも言及している。その中、7月米小売売上高は直近の米経済指標と同様に予想を下回り、相対的に警戒感を強めながら米株式市場では3業種下落、そして、米債券利回りも低下基調にあり、拙速的にドルを買い戻す動きには至っていない。反面、中国経済の低迷やアフガンによる地政学的リスクなどを背景に安全資産のドル買いニーズは健在であり、積極的にポジションを取りづらい外部環境にある。引き続き相場が大きく動意づいてからの始動が得策であろう。

一方、ドル円は109円台を維持しているが、米小売売上高が予想以上に悪化しており、ドルを拙速的に買い戻す動きは限定されている。ただ、デルタ株が猛威を振るう中、緊急事態宣言の延長なども嫌気されており、相対的に方向感に乏しい展開に追いやられている。引き続きレンジ幅ドル円109.00~110.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料のない中、引き続き戻り売りに圧されており、ユーロドル1.17割れも視野に入りつつある。ユーロ圏のインフレ圧力は米国ほど強まってはおらず、そして、ECBは出口戦略を見出せない段階であり、戻りに鈍い展開を強いられている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1670~1.1770を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円前後から押し目買いと共に、110円前後からナンピン売りで待機をすることを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.17割れから押し目買いと共に、1.18前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円110円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円109円前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状ではユーロドル1.18前後からナンピン売りと共に、1.17割れから少な目の押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円109円前後ではロング、ドル円110円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は128円前後から押し目買いと共に、129円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは79円前後から押し目買いと共に、80円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円108.50110.55
ユーロ円127.30129.50
ユーロドル1.16101.1820
豪ドル円78.4580.55

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆128.30(SL127.80売り)
ユーロドルロング50,000☆1.1730(SL1.1670売り)
豪ドル円ロング50,000☆79.70(SL79.00売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆▼128.80(SL128.30売り)-¥25.000
ユーロドルロング50,000☆▼1.1770(SL1.1730売り)-ドル200
2021年8月収支経過(02~18日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円-¥25.000-¥25.000
ユーロドル-¥25,600(-$200)-$200
豪ドル円+¥55,000
前日の売買 東京市場
豪ドル円買い50,000☆79.70(SL79.20売り)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000110.00(SL110.50買い)
ドル円買い50,000109.00(SL108.80売り)
ユーロ円売り50,000129.10
ユーロ円買い50,000☆128.30(SL127.80売り)
ユーロドル売り50,0001.1830
ユーロドル買い50,000☆1.1730(SL1.1680売り)
豪ドル円売り50,00080.20
豪ドル円買い50,00079.30(SL78.80売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000110.00(SL110.50買い)
ドル円買い50,000109.00(SL108.80売り)
ユーロ円売り50,000128.80
ユーロ円買い50,000127.80(SL127.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1770
ユーロドル買い50,0001.1670(SL1.1620売り)
豪ドル円売り50,00080.00
豪ドル円買い50,00079.00(SL78.80売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会