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為替イブニング海外市場2016年9月12日

2016年09月12日

※最新情報(為替モーニング東京市場2016年9月13日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     101.50~103.00
ユーロ円    113.80~115.50
ユーロドル   1.1150~1.1300
豪ドル円    75.80~77.50

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

週明けの東京株式市場はNYダウ平均株価の急落を受けて、前日比292円安へと警戒感を強める中、円買い圧力が徐々に広がり、ドル円は102円割れ目前まで下値を探る展開を強いられている。
いずれにしても、米利上げ時期がマーケットを攪乱している以上、相場が大きく動意づくまでは積極的なポジショニングは手控えざるを得ないだろう。
本日もロックハート・アトランタ連銀総裁とカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、そして、ブレイナードFRB理事の講演が予定されているが、米当局としても、引き続き金利正常化に向けて、タカ派的な発言に終始せざるを得ないのが現状であろう。
ただ、利上げを実施するリスクと利上げをしないリスクが共存している関係上、安易に踏み切れないのが現状であり、相場を動意づかせるまでには至らないだろう。

一方、ドル円は、株安を嫌気して、上値の重い展開ではあるが、米債券利回りの上昇に伴い、短期筋を中心とした日米金利差拡大を背景としたドル買いニーズは、依然として、根強く、102円台で踏みとどまっている。
改めて底堅い展開が意識されており、当面、レンジ幅を101.50~103.00円まで拡大し、同レベル前後から少なめの売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは1.12台半ば前後で小康状態であるが、米ドル主導でほぼ蚊帳の外状態に近く、ドル円と同様に、相場が大きく動意づくまでは静観が正解であろう。
引き続きレンジ幅1.1150~1.1300を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一向であろう。

●戦略的には、ドル円は今朝と同様に、前述したレンジ幅を重視し、ドル円101円台半ば前後から押し目買いと共に、103円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは戻り売りを優先し、1.13前後からナンピン売りと共に、1.12割れから少なめの押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株安を嫌気する中、様子見スタンスを更に強めている。
輸出企業はドル円103円前後からナンピン売りを継続している模様。
一方、輸入企業はドル円101円台半ば前後を中心に、102円割れから少なめの押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しており、現状ではユーロドル1.13前後からナンピン売りと共に1.11台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円101円台半ば前後ではロング、103円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は114円割れから押し目買いと共に、115円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      100.90  103.30
ユーロ円     113.30   115.80
ユーロドル    1.1115   1.1350
豪ドル円     75.45    77.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年9月収支経過(1~12日) 
通貨別    プラスマイナス     前日比
ドル円    -¥55,000    +¥10,000
ユーロ円   -¥10,000   +¥10,000
ユーロドル  +¥28,800(+$250) +$50
豪ドル円   +¥60,000

現在のポジションと決済指値

豪ドル円ロング  50,000 ☆76.80(SL75.80売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ドル円ショート  50,000★▼102.30(SL103.00買い)-¥35,000
ユーロ円ショート 50,000★▼115.20(SL115.80買い)-30,000


前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000 ☆103.00(SL103.50買い)
ユーロ円売り  50,000 ☆115.80(SL116.50買い)
ユーロドル買い 50,000★△1.1210(1.1230ショートカバー)+$50

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  103.50(SL104.00買い)
ドル円買い   50,000  102.00
ユーロ円売り  50,000  116.00(SL116.70買い)
ユーロ円買い  50,000☆△115.00(115.80ショートカバー)¥40,000
ユーロドル売り 50,000  1.1300(SL1.1370買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1170(SL1.1100売り)
豪ドル円売り  50,000  78.20(SL79.00買い)
豪ドル円買い  50,000 ☆76.80(SL76.10売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り   50,000  103.00(SL103.70買い)
ドル円買い   50,000☆△102.10(103.00ショートカバー)+¥45,000
ドル円買い   50,000  101.60(SL101.00売り)
ユーロ円売り  50,000  115.50(SL116.20買い)
ユーロ円買い  50,000  113.80(SL11.10売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1300(SL1.1370買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1160(SL1.1090売り)
豪ドル円売り  50,000  77.30
豪ドル円買い  50,000  75.80(SL75.10売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

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