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為替モーニング東京市場2016年12月09日

2016年12月09日

※最新情報(為替モーニング東京市場2016年12月12日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     113.00~114.50

ユーロ円    120.50~122.00

ユーロドル   1.0550~1.730

豪ドル円    84.30~85.80


※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

NYダウ平均株価が前日比65ドル高と3日連続高値を更新する中、S&P500とナスダック指数も史上最高値を更新するなど、トランプ氏勝利から1か月経過したにもかかわらず、トランプラリーの勢いが止まらない。

市場には全般的に過熱感が増幅してはいるが、年内にもNYダウ20,000ドルが現実味を帯び始めている。

日本株式市場も円安基調の高まりと共に、NY株に触発された感は強いが、遅かれ早かれ、日経平均株価20,000円台に向けて着実に進展していると言わざるを得ないだろう。

その中、昨日のECB理事会では、ECBは資産購入プログラムを2017年12月まで延長、月額は600億ユーロに減額し、必要に応じて購入規模や期間を拡大する可能性も表明、その後のドラギECB総裁の記者会見では、QE(追加緩和策)はインフレが継続的に上昇軌道となるまで継続する旨を述べ、ユーロ圏の成長は依然として下振れ状況にあり、特にQE縮小は議論されなかったことを述べている。

やや予想に反した内容ではあり、過剰流動性資金が株式市場に流入しやすい相場環境に変わりがない。


一方、ドル円は株価上昇期待を込めて、114円台を回復、再度節目の115円が意識されるが、株価動向に反応薄である以上、拙速的な上値トライには慎重にならざるを得ない。

市場では来週の米利上げが確実視されており、下値も限定的ではあるが、反面、実需や利益確定売りが114円台半ば前後で散見されるなど、当面、直近のレンジ幅113.00~114.50円で売買を模索することが一考であろう。


他方、ユーロドルは資産購入規模を縮小したことで発表直後では、一旦ユーロ買いが強まったが、期間延長が6か月から9か月に変更されたことが嫌気される中、ユーロの戻り売り圧力に屈する核好で1.06近辺まで失速している。

ただ、さらなるユーロショートの積み上がりや過度なドル高に対する警戒感もあり、即座ユーロドル1.05前後を目指す展開ではなく、引き続きレンジ幅を1.0550~1.0700まで拡大し、少なめの売買で対応することが賢明であろう。


●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、113円前後から押し目買いと共に、114円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、ユーロドルも同様に、1.05台半ば前後から押し目買いと共に、1.07前後からナンピン売りで待機することを勧める。


●邦銀勢によれば、来週のFOMCを控えて、様子見スタンスを強めているが、輸出企業はドル円114円台半ば前後から115円前後まで断続的に散見されている模様。

一方、輸入企業は113円前後から押し目買いで対応している模様。


●海外勢によれば、利食いと損切りが交錯する中、現状ではレンジ幅を拡大し、ユーロドル1.07前後からナンピン売りと共に、1.05台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。


●クロス円は、ドル円113円割れではロング、114円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円120円台半ば前後から押し目買いと共に、122円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、豪ドル円は84円台半ば前後から押し目買いと共に、85円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。


市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い

ドル円      112.75   115.30

ユーロ円     120.05   123.40

ユーロドル    1.0490   1.0740

豪ドル円     83.80    86.25


※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年12月収支経過(01~08日)

通貨別   プラスマイナス       前日比

ドル円    +¥85,000       

ユーロ円   +¥15,000       

ユーロドル  +¥6,000(+$50)   -$350

豪ドル円   


現在のポジションと決済指値

ユーロ円ロング  50,000 ☆121.50(120.50売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000  114.30(SL115.00買い)

ドル円買い   50,000  112.70(SL112.00売り)

ユーロ円売り  50,000  123.00(SL123.70買い)

ユーロ円買い  50,000 ☆121.50(120.80売り)

ユーロドル売り 50,000  1.0850(SL1.0920買い)

ユーロドル買い 50,000☆▼1.0720(SL1.0650売り)-$350

豪ドル円売り  50,000  85.70(SL86.40買い)

豪ドル円買い  50,000  84.30(SL83.60売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  114.50(SL115.10買い)

ドル円買い   50,000  113.30(SL112.60売り)

ユーロ円売り  50,000  122.00

ユーロ円買い  50,000  120.50(SL119.80売り)

ユーロドル売り 50,000  1.0700(SL1.0770買い)

ユーロドル買い 50,000  1.0550(SL1.0480売り)

豪ドル円売り  50,000  85.60(SL86.30買い)

豪ドル円買い  50,000  84.40(SL83.70売り)


本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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