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為替イブニング海外市場2021年3月4日

2021年03月04日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円106.50~107.70
ユーロ円128.50~129.70
ユーロドル1.1980~1.2100
豪ドル円83.00~84.20
相場状況の振り返りと今後の展開予想

東京株式相場は米国の長期金利上昇が嫌気される中、前日比628円安と大幅反落、終値では日経平均株価は2万9000円を割り込むなどポジションの手仕舞いが急がれている。ただ、米国ではインフレ懸念はあるものの、コロナ禍では金融引き締め策を打ち出す相場環境ではなく、米債券利回りの上昇も限られているだけに、過度な株安局面は描きづらい状況にある。とは言え、ストップロスを巻き込んだ状態なだけに、米株式市場の動向を背景に、もう一段の下落局面は想定せざるを得ないだろう。

一方、ドル円は米金利の上昇を背景に、107円台を維持しており、改めて金利の優位性が意識されている。ただ、米債券利回り自体も不安定な上昇局面であるため、加速的なドル高円安局面とは言い難く、引き続きレンジ幅ドル円106.50~107.70円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは1.20割れでは利食いやポジション調整買いが随所に散見されており、底堅い展開を見せている。ただ、独自の買い材料が皆無に等しいだけに、狭いレンジ幅での攻防と化しており、引き続き無理をせずに、レンジ幅ユーロドル1.1980~1.2100を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円106円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円107円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.20割れから押し目買いと共に、1.21前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを更に強める中、輸出企業はドル円107円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円106円台半ば前後を中心に、107円割れから少なめの押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、微調整に終始しており、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.21前後からナンピン売りと共に、1.20割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円106円台半ば前後ではロング、107円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は128円台半ば前後から押し目買いと共に、129円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは83円前後から押し目買いと共に、84円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円106.10108.30
ユーロ円128.00130.20
ユーロドル1.19201.2150
豪ドル円82.3084.50

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50,000☆83.70(SL84.10買い)
2021年3月収支経過(01~04日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円+¥15,000+¥15,000
ユーロドル+¥6,400(+ドル50)+$50
豪ドル円+¥15,000+¥15,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
出来ず Nothing done
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000107.50(SL108.00買い)
ドル円買い50,000106.40(SL105.90売り)
ユーロ円売り50,000129.70(SL130.20買い)
ユーロ円買い50,000128.50(SL128.00売り)
ユーロドル売り50,0001.2120(SL1.2170買い)
ユーロドル買い50,0001.2010(SL1.1960売り)
豪ドル円売り50,000☆83.70(SL84.20買い)
豪ドル円買い50,00082.50(SL82.00売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000107.70(SL108.20買い)
ドル円買い50,000106.60(SL106.10売り)
ユーロ円売り50,000129.70(SL130.20買い)
ユーロ円買い50,000128.50(SL128.00売り)
ユーロドル売り50,0001.2100(SL1.2150買い)
ユーロドル買い50,0001.1990(SL1.1940売り)
豪ドル円売り50,00084.10(SL84.60買い)
豪ドル円買い50,00083.00
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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