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為替モーニング東京市場2017年11月28日

2017年11月28日

鈴木予想レンジ

ドル円     110.50~111.80
ユーロ円    131.50~133.00
ユーロドル   1.1850~1.1980
豪ドル円    83.80~85.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

米税制改革法案に対する不確実性が高まる中、トランプ大統領が減税法案は非常にうまくいっていると楽観的な発言をしているが、未だに、与党共和党においては難航している旨が伝えられている。
年内に成立させることができるかどうかも定かではなく、減税改革案の結果如何ではトランプ政権を揺るがす事態にもなりかねないだけに、相対的にドルの調整売りが優勢になっている。
いずれにしても、相場自体は心理的節目であるドル円110円とユーロドル1.2000に注目が寄せられており、当面、ドルを拙速的に買い戻す雰囲気は削がれている。

一方、ドル円は一部報道で北朝鮮による弾道ミサイル発射準備が伝わる中、一時ドル円111円割れとなるなど警戒感を強めている。
ただ、幾度も繰り返されている地政学的リスクの段階であり、拙速的に下値を探る状況ではないだろうが、ドル円110円を睨んだ展開には変わりがなく、戻りの鈍さは意識せざるを得ない相場環境にあり、引き続きレンジ幅ドル円110.50~112.00円で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは米税制改革法案への不透明感を背景に一時ユーロドル1.200へ迫る勢いも予想される反面、メルケル首相率いる与党が大連立向けての交渉が難航と売り買い拮抗している。
ただ、米債券利回りの伸び悩みがある以上、下値も限定的と言わざるを得ず、直近のレンジ幅1.1850~1.1950を重視し、同レベルからのナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円110円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、112円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に、ユーロドル1.18台半ば前後から押し目買いと共に、1.19台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円112円前後からナンピン売りを継続している模様。
一方、輸入企業はドル円111円割れでは随時実施しており、現状ではドル円110円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ユーロドル1.2000前後を視野に1.19台半ば前後から実施しており、現状では1.19台後半からナンピン売りと共、1.18台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円110円台半ば前後ではロング、112円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は131円台半ば前後から押し目買いと共に、133円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は84円割れから押し目買いと共に、85円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     110.00   112.30
ユーロ円    131.20   133.50
ユーロドル   1.1800   1.2015
豪ドル円    83.40    85.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年11月収支経過(01~28日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円   -¥65,000       
ユーロ円  +¥77,500       +¥20,000
ユーロドル +¥33,000(+$250) 
豪ドル円 -¥60,000       -¥60,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆111.50(SL110.60売り)
ユーロ弗ショート50,000 ☆1.1900(SL1.1970買い)
豪ドル円ロング 50,000 ☆84.40(SL83.80売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

豪ドル円ロング 50,000☆▼85.60(SL84.40売り)-¥60,000


前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り 50,000  111.80
ドル円買い    50,000  110.70(SL110.20売り)
ユーロ円売り  50,000  133.50(SL134.00買い)
ユーロ円買い  50,000☆△132.30(132.70ショートカバー)+¥20,000
ユーロドル売り 50,000  1.1980(SL1.2030買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1870
豪ドル円売り  50,000  85.50
豪ドル円買い  50,000 ☆84.40(SL83.80売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り 50,000  111.70
ドル円買い    50,000  110.60(SL110.00売り)
ユーロ円売り  50,000  132.90(SL133.40買い)
ユーロ円買い  50,000  131.60(SL131.00売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1970(SL1.2020買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1850
豪ドル円売り  50,000  85.10
豪ドル円買い  50,000  83.80(SL83.30売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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