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為替モーニング東京市場2020年12月18日

2020年12月18日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円102.50~104.00
ユーロ円125.80~127.00
ユーロドル1.2180~1.2330
豪ドル円78.00~79.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

FRBによる超低金利政策の長期化を背景に、米国株式市場では3業種揃って史上最高値を更新するなど、完全に過剰流動性相場と化している。相対的にはリスク選考型のドル安基調が強まる中、行き場を失ったドル資金が株式市場に流入しているが、ビットコインの急上昇にあるように、危ういデジタル通貨まで波及しており、市場は否応なしに過熱感が生じていると言わざるを得ない。ただ、足元の米感染者数は過去最多になるまで拡大しており、一部の州では封鎖措置も導入されるなど、米景況感の脆弱性も問われているのが現状である。反面、ワクチン接種が始まっており、来年の下半期までには急速に回復するとの憶測が先行しており、米ドルロングを一旦手仕舞う動きが優先されている。ただ、潜在的なドル買い需要と共に、米金利の優位性がある以上、過度なドル安期待は自重局面に差し掛かっている。

一方、ドル円は一時103円割れになるなど、節目のドル円100円前後が意識されて始めている。ただ、既にドル安が進行中であり、ワクチン期待を踏まえたリスクオフの動きも捨てきれないだけに、一過性のドル売りに終わる可能性もある。引き続きレンジ幅ドル円102.50~104.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは独自の買い材料はない中、ドル売りに助長される格好で底堅い展開が予想されるが、現時点では英・EUとの通商協議の難航など不安材料も抱えており、消去法的に買われている側面が強い。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2150~1.2300まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円102円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円104円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.21台半ば前後から押し目買いと共に、1.23前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円104円前後を視野に、同レベル前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円103割れから随時実施しており、現状ではドル円102円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、ストップロスを巻き込み底堅い展開ではあるが、ユーロドル1.23前後では利益確定売りも随所に散見されるなど、高値掴みには要注意であろう。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2180~1.2330を重視し、同レベル前後からナンピン売買で待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円102円台半ば前後ではロング、104円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は126円割れから押し目買いと共に、127円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは78円割れから押し目買いと共に、79円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円102.10104.30
ユーロ円125.30127.50
ユーロドル1.21501.2370
豪ドル円77.4079.60

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆104.00(SL102.60売り)
ユーロドルショート50,000☆1.2270(SL1.2310買い)
豪ドル円ショート50.000☆78.10(SL79.00買い)
2020年12月収支経過(01~18日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円-¥25,000
ユーロドル-¥22,100(-$175)
豪ドル円-¥80,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000104.30
ドル円買い50,000102.70(SL102.20売り)
ユーロ円売り50,000126.80(SL127.30買い)
ユーロ円買い50,000125.60(SL125.10売り)
ユーロドル売り50,000☆1.2270(SL1.2320買い)
ユーロドル買い50,0001.2150(SL1.2100売り)
豪ドル円売り50.00079.10(SL79.50買い)
豪ドル円買い50,00078.00
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000104.00
ドル円買い50,000102.60(SL102.10売り)
ユーロ円売り50,000126.80(SL127.30買い)
ユーロ円買い50,000125.80(SL125.30売り)
ユーロドル売り50,0001.2310(SL1.2360買い)
ユーロドル買い50,0001.2180
豪ドル円売り50.00079.10(SL79.50買い)
豪ドル円買い50,00078.00
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会