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為替モーニング東京市場2020年6月9日

2020年06月09日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円108.00~109.30
ユーロ円122.00~123.30
ユーロドル1.1230~1.1350
豪ドル円75.50~76.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

世界経済が新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、戦後最大の危機を迎えているにもかかわらず、米国株式市場では連日反発しており、早くもV字回復の様相を呈している。NYダウは2月初旬に29,568ドルと史上最高を更新していたが、コロナショックの影響で18,591ドルまで急降下していたが、大規模な経済対策を背景に、経済再活動への期待が強まり、株価は連日反発を繰り返し、昨日は前日比461ドル高と27,572ドルまで急回復している。ただ、依然として、実体経済と乖離しているとの不安材料は払拭できておらず、経済再活動への期待が先行している嫌いは否めない。その中、トランプ政権は株価は堅調に推移しているが、不安定な雇用情勢、そして、デモ活動の激化が加わり、11月の大統領再選にも暗雲が忍び寄せており、ドルロングを手仕舞う動きがやや優勢になっているが、米債券利回りの上昇もあり、安易にどちらにも仕掛けづらい相場環境にあると言わざるを得ない。

一方、ドル円は日米金利差によるドル買いニーズはあるが、心理的節目ドル円110円を前に利益確定売りに圧されるなど、相対的に不安心理が先行しており、ポジションの手仕舞いが優先されている。引きつづき直近のレンジ幅ドル円108.00~109.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは1.13前後で一進一退の展開ではあるが、ECBによるパンデミック緊急購入プログラムへの期待もあり、拙速的な下値トライには慎重になっている。ただ、更なる買い材料は希薄であり、米ドル次第の展開は否めないだけに、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1230~1.1350を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108円前後から押し目買いと共に、109円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.12台半ば割れから押し目買いと共に、1.13台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向を注視しながら様子見スタンスを強めているが、輸出企業はドル円109円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円109円前後から実施しており、現状では108円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、試行錯誤が続いているが、現状では昨日と同様に、ユーロドル1.12台半ば割れから押し目買いと共に、1.13台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円108円割れではロング、109円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は122円前後から押し目買いと共に、123円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは75円台半ば前後から押し目買いと共に、77円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円107.35109.60
ユーロ円121.50123.70
ユーロドル1.11851.1410
豪ドル円75.0577.15

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
2020年6月収支経過(01~09日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥85.000+¥35,000
ユーロ円-¥120,000-¥25,000
ユーロドル-¥43,000(-ドル350)
豪ドル円-¥110,000+¥15,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000110.20(SL110.50買い)
ドル円買い50,000☆△109.00(109.70ショートカバ-)+¥35,000
ユーロ円売り50,000124.30(SL124.80買い)
ユーロ円買い50,000☆▼123.00(SL122.50売り)-¥25,000
ユーロドル売り50,0001.1350(SL1.1400買い)
ユーロドル買い50,0001.1250(SL1.1200売り)
豪ドル円売り50.00077.00(SL77.50買い)
豪ドル円買い50,000☆△76.00(76.30ショートカバ-)+¥15,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000109.10(SL109.60買い)
ドル円買い50,000108.00(SL107.50売り)
ユーロ円売り50,000123.20(SL124.70買い)
ユーロ円買い50,000122.00(SL121.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1350(SL1.1400買い)
ユーロドル買い50,0001.1250(SL1.1200売り)
豪ドル円売り50.00076.60(SL77.10買い)
豪ドル円買い50,00075.50(SL75.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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