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為替モーニング東京市場2021年3月10日

2021年03月10日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円108.00~109.30
ユーロ円128.50~129.80
ユーロドル1.1830~1.1950
豪ドル円83.30~84.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場は米10年債利回りが1.6%台から1.5%近辺まで低下したことを背景に、ドルを買い戻す動きは一服している。ただ、米国株式市場が軒並み上昇する中、ナスダック(IT関連)が464ポイント高と再び3万台を回復しており、拙速的にドルを手仕舞う動きが後退しつつある。その中、市場では米下院で通過した大規模な追加経済対策案がほぼ織り込み済みであり、当面、具体的な対策案の内容を見極めたいとの思惑が働き、また、ワクチンの進展状況などを睨みながら、拙速的な売買は手控えられているのが現状である。基本的には世界的なカネ余り現象が株価の押し上げ材料であることは間違いないが、依然として、実体経済に伴わない相場展開に一喜一憂しており、相対的には米金利動向に振られる格好で株式及び為替相場は調整主導の展開に追いやられているとも解釈できる。引き続き相場が動意づいてからの逆張り売買に妙味が生じている。

一方、ドル円は米金利の低下が嫌気される中、109円台では実需や利益確定売りに圧される格好でドル円108円台半ば近辺まで下げ足を強めているが、ドル円108円前後でも実需やポジション調整買いが散見されるなど、下値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ドル円108.00~109.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは米ドル売りに助長され1.19台を一時回復したが、依然として、独自の買い材料が乏しく、また、ポンド売りも手伝い、引き続き戻り売りが優先され、改めて、上値の重さが意識されている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1830~1.1950を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108円前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円109円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.18台半ば割れから押し目買いと共に、1.19台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視し、様子見スタンスを強めているが、輸出企業は昨日と同様に、ドル円109円台半ば前後を中心に、109円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円108円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、昨日と同様に、現状ではユーロドル1.19台半ば前後からナンピン売りと共に、1.18台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円108円前後ではロング、109円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は128円台半ば前後から押し目買いと共に、129円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは83円台前半から押し目買いと共に、84円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円107.55109.70
ユーロ円128.10130.30
ユーロドル1.17901.2010
豪ドル円82.7084.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆129.50(SL129.70買い)
ユーロドルロング50,000☆1.1870(SL1.1850売り)
豪ドル円ショート50,000☆83.70(SL84.20買い)
2021年3月収支経過(01~10日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥40,000-¥5,000
ユーロ円+¥15,000
ユーロドル-\71,000(-$550)
豪ドル円+¥40,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000☆129.50(SL130.00買い)
豪ドル円売り50,000☆83.70(SL84.20買い)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000109.50(SL110.00買い)
ドル円買い50,000☆▼108.50(108.40ショートカバー)-¥5,000
ユーロ円売り50,000130.00(SL130.50買い)
ユーロ円買い50,000128.80
ユーロドル売り50,0001.1940
ユーロドル買い50,0001.1850(SL1.1800売り)
豪ドル円売り50,00084.30(SL84.80買い)
豪ドル円買い50,00083.30
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000109.20(SL109.70買い)
ドル円買い50,000108.20(SL107.80売り)
ユーロ円売り50,000129.70(SL130.20買い)
ユーロ円買い50,000128.80
ユーロドル売り50,0001.1930
ユーロドル買い50,0001.1850(SL1.1800売り)
豪ドル円売り50,00084.30(SL84.80買い)
豪ドル円買い50,00083.30
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会