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為替モーニング東京市場2017年7月21日

2017年07月21日

※最新情報(為替イブニング海外市場2017年7月21日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     111.30~112.80
ユーロ円    129.30~130.80
ユーロドル   1.1550~1.1680
豪ドル円    88.00~89.50

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

ロシア関連の疑惑についての捜査範囲がトランプ大統領の関連ビジネスにまで広がったことから、俄かに市場は緊迫感を強める中、ドル全面安の状況を作り出している。
今後予定されているトランプ政権が主張している税制改革やインフラ整備まで影響を及ぼす可能性があり、市場にはトランプ政権に対する不信感が一層高まっている。
他の先進国であれば、即刻退陣に追い込まれても何ら不思議ではないが、ますます米大統領の政策運営能力が問われている。
ただ、米経済自体は株価が連日のように市場最高値を更新し、また、金利先高観測を背景としたドル買いニーズは根強く、安易にドルショートに転じる難しさがある。

一方、ドル円は日銀がインフレ目標達成時期の見通しを先延ばしにした事で改めて円売り志向が強まりつつある反面、不透明なトランプ政権を元に一旦ポジションを手仕舞う動きが優先されドル円111円台半ば近辺まで下落しているが、同レベルでは利益確定買いや実需買いが随所に散見されており、下値は限定的と見なした方が無難であり、引き続きレンジ幅111.50~113.00円重視で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは一気に1.16台半ばまで急上昇するなど、違和感のある上昇局面を迎えている。
相対的にはドルもポンド、そして、円も買えず、消去法的に買われた側面が強い。
ただ、ストップロス優先の展開を強いられており、下値は限定的になっている。その中、ECB理事会においては上下限金利を据え置く中、ドラギECB総裁は600億ユーロ規模のQEは少なくとも12月まで実施、QEは持続的なインフレ上昇が見られるまで継続と現状維持を強調するにとどまっており、相場への影響は限定的であるが、利食いと損切りが錯綜している以上、引き続きレンジ幅を1.1500~1.1700まで拡大し、じっくり待機策が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円111円台半ば前後から押し目買いと共に、113円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に前述したレンジ幅を重視し、1.15台半ば前後から押し目買いと共に、1.17前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、売買材料が多種多彩であり、更に様子見スタンスを強めている。
輸出企業は昨日と同様に、ドル円113円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業は111円台半ば近辺から押し目買いを実施しており、現状では111円前後を視野に111円台半ば割れから押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、ストップロス優先の展開であり、底堅い展開と判断しており、現状ではユーロドル1.15台半ば前後から押し目買いと共に、1.17前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円111円台半ば割れではロング、113円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は129円前後から押し目買いと共に、130円だい半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は88円前後から押し目買いと共に、89円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     110.85   113.20
ユーロ円    128.85   131.20
ユーロドル   1.1510   1.1740
豪ドル円    87.80    90.10

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年7月収支経過(03~21日)
       プラスマイナス        前日比
ドル円     +¥25,000
ユーロ円    +¥30,000         +¥20,000
ユーロドル   -¥13,000(-$100)   +$200
豪ドル円    +¥10,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆112.00(SL111.30売り)
ドル円ロング   50,000 ☆111.80(SL111.30売り)
豪ドル円ショート50,000 ☆88.50(SL89.50買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り    50,000  112.80
ドル円買い    50,000 ☆111.80(SL111.30売り)
ユーロ円売り  50,000☆△129.70(129.30ロングカバー)+¥20,000
ユーロ円買い  50,000  128.50(SL127.90売り)
ユーロドル売り 50,000☆▼1.1570(SL1.1630買い)-$300
ユーロドル買い 50,000☆△1.1480(1.1580ショートカバー)+$500
豪ドル円売り  50,000  89.40(SL90.00買い)
豪ドル円買い  50,000  88.40

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   100,000  112.50
ドル円買い    50,000  111.30(SL111.30売り)
ユーロ円売り  50,000  130.50(SL131.00買い)
ユーロ円買い  50,000  129.30(SL128.70売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1680(SL1.1740買い)、
ユーロドル買い 50,000  1.1550(SL1.1490売り)
豪ドル円売り  50,000  89.50(SL90.00買い)
豪ドル円買い  50,000  88.30

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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