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為替モーニング東京市場2018年9月28日

2018年09月28日

※最新情報(為替イブニング海外市場2018年9月28日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ
ドル円     112.80~113.80
ユーロ円    131.30~132.50
ユーロドル   1.1580~1.1700
豪ドル円    80.80~82.30


※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想
世界的な貿易戦争懸念が広がる中、米国が敵対視している対象国が中国であることは間違いないが、トランプ大統領自ら11月の米中間選挙まで手綱を緩める可能性が低い反面、中国側による報復措置の賞味期限切れも近づきつつあり、最終的な妥協点では米国に軍配が上がるとの見方が優勢になりつつある。
その中、先のFOMCでは米国の景況感の良さを反映する格好でFRBは年内にもう1回、来年は3回、2020年には1回の利上げ見通しなどを示している。
他の主要国が低金利政策を維持する中、FRBの拙速的な利上げには未だに懐疑的ではあるが、米債券利回りの持ち直しもあり、ドルを買い戻す動きが優勢と見なした方がリスクの軽減に繋がるであろう。

一方、ドル円は日米通商協議において、自動車関税が一旦免れると共に円売りにやや安堵感が生じている。
基本的には日米金利差の拡大傾向がドルの押し上げ要因にはなっているが、米国側からのドル高けん制の動きが小康状態にあり、ドル円は年初来高値を更新するなど底堅い展開が予想される。
とは言え、ドル円115円台は時期尚早であり、当面、直近のレンジ幅ドル円112.80~113.80円重視で対応することが無難であろう。

他方、ユーロドルは相も変わらず英EU離脱問題やイタリアの財政難が足かせとなり、戻り売りが優先されている。
そして、米金利差の優位性があり、再びユーロドル1.1500前後も視野に入れる必要性がある。
ただ、ドル円と同様に、更なるユーロ安はドル高けん制に繋がる可能性も高く、あくまでも段階的なユーロ安局面と捉えた方が賢明であり、当面、レンジ幅ユーロドル1.1600~1.1700重視で売買を模索することが一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円113円割れから押し目買いと共に、113円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に前述したレンジ幅を重視し、1.16台前後から押し目買いと共に、1.17台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は113円台以上から随時実施しており、現状では113円台後半からナンピン売り姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業はドル円112円台半ば前後を中心に、113円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状ではユーロドル1.17前後からナンピン売りと共に、1.16割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円113円割れではロング、ドル円113円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は131円台半ば割れから押し目買いと共に、132円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は81円前後から押し目買いと共に、82円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。


市場ストップロス・オーダー状況
通貨       売り    買い
ドル円     112.25   114.50
ユーロ円    130.80   133.00
ユーロドル   1.1525   1.1750
豪ドル円    80.50    82.80


※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支
2018年9月収支経過(03~28日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円    +¥15,000       -¥20,000
ユーロ円   +¥100,000 +¥5,000
ユーロドル  +¥27,000(+$205) -$250
豪ドル円   +¥27,500       +¥47,500


現在のポジションと決済指値
ドル円ショート50,000 ☆113.30(SL 113.80買い)
ユーロ$ロング50,000 ☆1.1650(SL1.1600売り)


前日のストップロス(損失確定)実行ポジション
ドル円ショート 50,000☆▼112.80(SL 113.20買い)-¥20,000
ユーロ円ロング 50,000★▼132.30(SL131.80売り)-¥25,000
ユーロドルロング50,000☆▼1.1700(SL1.1650売り)-$250



前日の売買 東京市場
ユーロ円買い  50,000 ☆131.80(SL131.30売り)
ユーロドル買い 50,000 ☆1.1700(SL1.1650売り)


前日の売買 海外市場
ドル円売り 50,000 ☆113.30(SL 113.80買い)
ドル円買い    50,000  112.40
ユーロ円売り  50,000☆△132.40(131.80ロングカバー)+¥30,000
ユーロ円買い  50,000  131.40(SL130.90売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1750
ユーロドル買い 50,000 ☆1.1650(SL1.1600売り)
豪ドル円売り  50,000  82.20(SL82.70買い)
豪ドル円買い  50,000★△81.45(82.40ショートカバー)+¥47,500
豪ドル円買い  50,000  81.00(SL80.50売り)


本日の売買予定 東京市場
ドル円売り 50,000  113.80(SL 114.30買い)
ドル円買い    50,000  112.80
ユーロ円売り  50,000  132.50(SL133.00買い)
ユーロ円買い  50,000  131.30(SL130.80売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1680
ユーロドル買い 50,000  1.1580(SL1.1530売り)
豪ドル円売り  50,000  82.30(SL82.80買い)
豪ドル円買い  50,000  81.00(SL80.50売り)


本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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