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為替モーニング東京市場2020年12月2日

2020年12月02日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円103.80~105.00
ユーロ円125.30~126.50
ユーロドル1.2000~1.2130
豪ドル円76.30~77.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

新規感染者は世界各国で過去最多を記録する中、市場は未だに、感染拡大懸念が強まっているにもかかわらず、米モデルナに続いて、ファイザーとビオンテックが欧州に承認を申請しており、市場はワクチン開発への期待を更に高めると共に、時期尚早ではあるが、今後の景気動向を楽観視しつつある。そして、米国株式市場では米10年債利回りが0.9%台まで上昇したにもかかわらず、NYダウは前日比185ドル高と再び3万ドル台に迫る展開をみせるなど、相場全体の流れが様変わりしている。その中、為替市場ではリスク回避の動きが後退し、ドル安・円安の動きが強まっている。

一方、ドル円は104円台半ば前後で膠着度を強めているが、米債券利回りの上昇を背景に拙速的な下値トライは慎重になっている。市場自体が期待先行型の相場展開にあるだけに、引き続きレンジ幅ドル円103.80~105.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは節目の1.20台を回復、その後はストップを巻き込む格好で底堅い動きを見せている。ただ、ラガルドECB総裁がECBは経済支援のために一部の手段を再調整するとした上、最新の指標は依然として経済への苦悩が示されている旨を指摘しており、高値掴みには要注意の段階にある。当面、レンジ幅をユーロドル1.2000~1.2130まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円104円割れから押し目買いを勧めると共に、ドル円105円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.19前後から押し目買いと共に、1.20台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円105円前後を中心に、同レベル前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円104円割れ押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、ストップロスを巻き込んだ状態にあり、底堅い展開と判断しているが、現状ではユーロドル1.20前後から押し目買いと共に、1.21台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円104円割れではロング、105円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は125円台前半から押し目買いと共に、126円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは76円台半ば前後から押し目買いと共に、77円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円103.20105.40
ユーロ円124.80127.00
ユーロドル1.19701.2180
豪ドル円75.8078.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆104.00(SL103.80売り)
ユーロドルショート50,000☆1.2030(SL1.2130買い)
豪ドル円ショート50.000☆76.50(SL77.50買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ$ショート50,000☆▼1.1980(SL1.2030買い)-$250
2020年12月収支経過(01~02日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円-¥25,000-¥25,000
ユーロドル-¥31,400(-$250)-$250
豪ドル円
前日の売買 東京市場
ユーロドル売り50,000☆1.1980(SL1.2030買い)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000104.80
ドル円買い50,000103.80(SL103.20売り)
ユーロ円売り50,000☆▼125.30(SL125.80買い)-¥25,000
ユーロ円買い50,000124.30(SL123.80売り)
ユーロドル売り50,000☆1.2030(SL1.2080買い)
ユーロドル買い50,0001.1930
豪ドル円売り50.00077.30(SL77.80買い)
豪ドル円買い50,00076.30
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000104.80
ドル円買い50,000103.80(SL103.20売り)
ユーロ円売り50,000126.40(SL126.90買い)
ユーロ円買い50,000125.30(SL124.80売り)
ユーロドル売り50,0001.2130(SL1.2180買い)
ユーロドル買い50,0001.2000
豪ドル円売り50.00077.50(SL78.00買い)
豪ドル円買い50,00076.40
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会