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為替モーニング東京市場2018年10月19日

2018年10月19日

※最新情報(為替イブニング海外市場2018年10月19日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ
ドル円     111.50~112.80
ユーロ円    128.00~129.30
ユーロドル   1.1400~1.1530
豪ドル円    79.00~80.30


※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想
米株式市場でNYダウ平均株価は前日比327ドル安と再びリスク回避の動きが強まる中、市場全般は先の世界同時株安の余韻が残っていと言わざるを得ない。
先の世界同時株安は米国発であったが、今回は米中貿易戦争の激化を踏まえて、中国経済の後退懸念が増幅した可能性が高く、上海総合指数は2500ポイントを割り込み、既に暴落した2015年度の安値水準を下回るなど、中国経済の減速懸念が本格化すれば、株式市場のみならず、為替や債券市場への影響も計り知れないだけに、当面、ある程度の乱高下を踏まえた上で、引き続き米中の対立構造や経済の成り行きを見極めながらの売買戦略が求められる。

一方、ドル円は軟調な株価動向を背景に上値の重い展開が意識されている。
その中、ブラード・セントルイス連銀総裁は株式市場の下落は驚きではないとし、またインフレ圧力の急上昇は予想していないと利上げには否定的な見解を述べている。
来年以降の利上げは期待薄との見方が少なくない。その中、米債券利回りは軒並み低下しており、拙速的に上値を追う難しさがあるが、引き続きレンジ幅ドル円111.50~112.50円重視で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは欧州委員会がイタリアの提出した予算案はEUのルールから大きく逸脱したもので前例がないと批判したことが嫌気され、ユーロドルは足早に1.15を割り込むなど、戻りの鈍さが指摘されている。
ただ、レベル的には安値圏に位置しており、加速的に下値を探る難しさがあり、当面、レンジ幅ユーロドル1.1400~1.1530重視で対応することが一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円111円台半ば前後から押し目買いと共に、ドル円112円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に、1.14前後から押し目買いと共に、1.15台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、軟調な株価気配を踏まえて、上値の重い展開と判断している。
輸出企業はドル円113円前後を中心に、112円台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業はドル円112円割れでは押し目買いを実施しており、現状では111円台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●海外勢によれば、ストップロスを交えた展開であり、引き続き戻り売りを優先している。
ユーロドル1.14台半ば前後から押し目買いを実施しており、現状では1.14前後から押し目買いと共に、1.15台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円111円台半ば前後ではロング、ドル円112円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は128円前後から押し目買いと共に、129円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は79円前後から押し目買いと共に、80円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。


市場ストップロス・オーダー状況
通貨       売り    買い
ドル円     111.20   113.45
ユーロ円    127.55   129.80
ユーロドル   1.1350   1.1570
豪ドル円    78.55    80.80


※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支
2018年10月収支経過(01~19日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円    -¥35,000       +¥15,000
ユーロ円   +¥120,000      -¥35,000
ユーロドル  -¥45,000(-$350) -$300
豪ドル円   -¥85,000      


現在のポジションと決済指値
ユーロドルロング50,000 ☆1.1470(SL1.1400売り)
豪ドル円ロング 50,000 ☆79.70(SL79.00売り)


前日のストップロス(損失確定)実行ポジション
ユーロ円ロング 50,000☆▼129.20(SL129.00売り)-¥10,000
ユーロドルロング50,000☆▼1.1530(SL1.1470売り)-$300



前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done


前日の売買 海外市場
ドル円売り 50,000  113.00(SL113.50買い)
ドル円買い    50,000☆△112.30(112.60ショートカバー)+¥15,000
ユーロ円売り  50,000  129.90
ユーロ円買い  50,000☆▼129.00(SL128.50売り)-¥25,000
ユーロドル売り 50,000  1.1550
ユーロドル買い 50,000 ☆1.1470(SL1.1420売り)
豪ドル円売り  50,000  80.70(SL81.20買い)
豪ドル円買い  50,000 ☆79.70(SL79.20売り)


本日の売買予定 東京市場
ドル円売り 50,000  112.80(SL113.30買い)
ドル円買い    50,000  111.80(SL111.30売り)
ユーロ円売り  50,000  129.20(SL129.70買い)
ユーロ円買い  50,000  128.00(SL127.50売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1520
ユーロドル買い 50,000  1.1400(SL1.1350売り)
豪ドル円売り  50,000  80.00
豪ドル円買い  50,000  79.00(SL78.50売り)


本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
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