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為替イブニング海外市場2021年11月2日

2021年11月02日
(コラム執筆時間:19時29分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円113.00~114.20
ユーロ円131.00~132.20
ユーロドル1.1550~1.1670
豪ドル円84.30~85.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

東京株式市場は前日比126円安と軟調に推移してはいるが、先の衆議院による大幅高の反動売りでもある。相対的には、明日には本邦の休場、そして、米連邦公開市場委員会(FOMC)もあり、ポジション解消売りに圧され易い相場環境にある。その中、日本政府は経済対策や補正予算などを鮮明に打ち出す方針を示しており、節目の日経平均株価3万円台は時間問題とも言えるだろう。ただ、中国不動産関連のデフォルトリスクが常に意識されている以上。ストップロスの配置に充分に注意した戦略が求められる。一方、FOMCではテーパリングの開始時期が発表される見込みであるが、既に市場は織り込み済みであり、過度なサプライズは期待薄である。但し、インフレ懸念の高まりもあり、パウエルFRB議長の発言には注視せざるを得ない。今後の利上げタイミングまで言及するかは懐疑的であるが、引き続き相場の動意を待ってから始動を心がけるのが得策であろう。

一方、ドル円は円ショートが嫌気された側面もあるが、米金利の伸び悩みも手伝い、ドル円113円台半ば前後まで下げ足を強めている。ただ、米金利の優位性が維持されている以上、拙速的な下値トライは自重局面にある。引き続きレンジ幅ドル円113.00~114.20円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは1.16前後では利食いと損切りが相混じり、もみ合い相場と化している。依然として、戻り売りが優先されているが、ユーロドル1.15台半ば前後では割安感の買いが控えており、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1550~1.1670を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円113円前後から押し目買いと共に、ドル円114円台以上からナンピン売りで待機をすることを勧める。一方、ユーロドルは、1.15台半ば前後から押し目買いと共に、1.16台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円114円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は、ドル円113円台半ば前後から随時実施しており、現状ではドル円113円前後に集約されている模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、微調整に終始しているが、現状ではユーロドル1.16台半ば前後からナンピン売りと共に、1.15台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円113円前後ではロング、ドル円114円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は131円前後から押し目買いと共に、132円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは84円台前半から押し目買いと共に、85円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円112.50114.70
ユーロ円130.55132.75
ユーロドル1.15001.1700
豪ドル円83.7085.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆113.50(SL113.00売り)
ユーロ円ロング50,000☆131.50(SL131.00売り)
豪ドル円ロング50,000☆85.10(SL84.30売り)
2021年11月収支経過(01~02日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円+¥15,000+¥15,000
ユーロドル
豪ドル円
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000★△132.30(132.00ロングカバー)+¥15,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000114.70(SL115.10買い)
ドル円買い50,000☆113.50(SL113.00売り)
ユーロ円売り50,000132.70(SL133.20買い)
ユーロ円買い50,000☆131.50(SL131.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1620(SL1.1670買い)
ユーロドル買い50,0001.1520(SL1.1470売り)
豪ドル円売り50,00086.20(SL86.70買い)
豪ドル円買い50,000☆85.10(SL84.60売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000114.20
ドル円買い50,000113.00(SL112.60売り)
ユーロ円売り50,000132.10
ユーロ円買い50,000131.00(SL130.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1650(SL1.1700買い)
ユーロドル買い50,0001.1550(SL1.1500売り)
豪ドル円売り50,00085.30
豪ドル円買い50,00084.30(SL83.80売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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