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為替モーニング東京市場2019年10月2日

2019年10月02日

鈴木予想レンジ
予想レンジ
ドル円     107.30~108.30
ユーロ円    117.30~118.30
ユーロドル   1.0880~1.0980
豪ドル円    71.70~72.70

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

昨日発表された9月のISM製造業景気指数は47.8と前回に引き続き2ヵ月連続で景気判断の分岐点である50を下回り、米中貿易問題の影響が表面化した
との声が少なく無い。その中、NYダウ平均株価は前日比343ドル安と下落基調を強める中、米債券市場も軒並み低下傾向を示すなど、米景況感の後退懸念を踏まえながらリスク回避の動きが更に強まっている。そして、トランプ大統領は米映像業の弱さはドル高と政策金利の高さにあると言及、パウエル議長とFRBのドル高容認姿勢を酷評しており、ドルロングを手仕舞う動きが優先されやすい相場環境を作り出している。ただ、市場は既にトランプ大統領の発言を織り込んでおり、貿易摩擦による中国経済の後退が世界経済の低迷にも繋がる可能性があり、拙速的なドル売りには慎重にならざるを得ない。

一方、ドル円は米利下げ期待の確率が急速に高まり、ドル円108円台の上値重さが意識されている。ただ、中国に対する投資規制なども踏まえた、ドル買い需要は根強く、拙速的に売り下がる状況ではなく、引き続きレンジ幅をドル円107.30~108.30円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは独自の買い材料はないが、依然として、ユーロドル1.09割れでは利益確定買いや割安感の買いが散見される中、ドル売りに助長される格好で底堅い展開を見せている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0880~1.0980を重視し、同レベル前後からナンピン売買が無難であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、107円台半ば割れから押し目買いと共に、108円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.09割れから押し目買いと共に、1.09台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円108円台半ば前後を中心に、108円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円108円割れ押し目買いを実施しており、現状では117円台前半から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状ではユーロドル1.09台半ば前後から1.10前後まで断続的に散見されている模様。一方、買いは109割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円107円台前半ではロング、ドル円108円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円117円台前半から押し目買いと共に、118円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は72割れから押し目買いと共に、73円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨       売り    買い
ドル円     106.70   108.85
ユーロ円    116.70   118.85
ユーロドル   1.0820   1.1035
豪ドル円    71.20    73.40

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支
2019年10月収支経過(01~02日)
通貨    プラスマイナス     前日比
ドル円
ユーロ円
ユーロドル  
豪ドル円
現在のポジションと決済指値
ドル円ロング  50,000 ☆107.80(SL107.30売り)
ユーロドルロング50,000 ☆1.0950(SL1.0880売り)
豪ドル円ロング 50,000 ☆72.20(SL71.70売り)
前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
ドル円売り  50,000  108.70(SL109.20買い)
ドル円買い    50,000 ☆107.80(SL107.30売り)
ユーロ円売り  50,000  118.50(SL119.00買い)
ユーロ円買い  50,000  117.50(SL117.00売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0950
ユーロドル買い 50,000  1.0860(SL1.0810売り)
豪ドル円売り  50.000  73.20(SL73.70買い)
豪ドル円買い  50,000 ☆72.20(SL71.70売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り  50,000  108.20
ドル円買い    50,000  107.30(SL106.80売り)
ユーロ円売り  50,000  118.50(SL119.00買い)
ユーロ円買い  50,000  117.50(SL117.00売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0960
ユーロドル買い 50,000  1.0880(SL1.0830売り)
豪ドル円売り  50.000  72.70
豪ドル円買い  50,000  71.70(SL71.20売り)
本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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