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為替モーニング東京市場2016年11月24日

2016年11月24日

※最新情報(為替モーニング東京市場2016年11月25日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

休刊のお知らせ:本日はNY市場休場(感謝祭)のため、後場のレポートは休刊とさせていただきます。ご了承ください。

鈴木予想レンジ

ドル円     111.50~113.50
ユーロ円    117.50~119.50
ユーロドル   1.0450~1.0650
豪ドル円    82.00~84.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

昨日のFOMC議事録では低金利が続けば金融市場の不安定化のリスクに繋がるとした上、総じて、利上げの根拠は強まったとの見方で一致、比較的早期に利上げが妥当と年内12月の利上げを十分に裏付ける内容である。
市場の焦点はトランプ氏が新米大統領に就任する来年以降の利上げの頻度に焦点が絞られつつあるが、反面、海外経済は今後も停滞が続くとの見方が指摘されており、世界情勢と照らしながら緩やかな利上げペースと踏んでいる。
その中、トランプ氏が大統領選挙中に公約してきた大型減税やインフラ整備が株価の押し上げ材料になっているが、依然として、市場には期待と不安が混在しており、急ピッチのドル高や株高を疑問視する声も少なくない。
ただ、NYダウ平均株価は19,000ドル台へと史上最高値を更新中であり、トランプラリー期待が恒常化しつつあり、株価20,000ドル台も現実味を帯びてくるのかもしれない。
反面、一本調子のドル高に関しては、設備投資の低迷を背景に、米国内企業への悪影響から、トランプ新政権がドル高をけん制する可能性もあり、一旦清算局面入りと捉えたほうが一考であろう。

一方、ドル円は強い米耐久財を背景に、113円目前まで加速するなど、ドル買いの勢いに歯止めがかからない。
すでにチャート分析などでは機能不全の状態に陥っているが、株高進行と日米金利差拡大期待を背景に次なる節目115円台が意識されている。
ただ、ストップロスをかなり大量に巻き込んだ状態にあるだけに、損失確定買いが一巡した際のドルの反動売りにも警戒を要する時期にある。
当面、少なめの売買で対応する事が得策であると同時に、相場が大きく動意づいてからのナンピン売買に徹することがリスクの軽減に繋がるであろう。

他方、ユーロドルは欧州銀行の不良債権対策が遅れる懸念もあり、引き続き戻り売り優勢の展開には変わりがない中、ドル高の流れを引き継ぎ1.0500割れも意識せざるを得ないが、割安感やオプション防衛買いが控えており、同レベル前後からのショートは自重局面と見なした方が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は、株価動向をにらみながら底堅い展開が予想されるが、本日は感謝祭を控えて、調整主導の展開が予想されるが、ドル円112円割れから押し目買い勧めると共に、113円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは引き続き戻り売りを優先し、1.06台半ば前後からナンピン売りと共に、1.05前後から押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、米感謝祭を前に様子見スタンスを強めている。輸出企業はドル円112円前後からナンピン売りを実施しており、現状では113円台以上から少なめのナンピン売りで待機している模様。
一方、輸入企業は111円前後を中心に、111円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では、ユーロドル1.05割れから押し目買いと共に、1.06台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円111円台半ば前後ではロング、113円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円117円台半ば前後から押し目買いと共に、119円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は82円割れから押し目買いと共に、84円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      111.05   113.85
ユーロ円     117.30   119.90
ユーロドル    1.0430   1.0710
豪ドル円     81.70    84.15

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年11月収支経過(01~24日)
通貨別   プラスマイナス       前日比
ドル円    -¥330,000       -¥75,000
ユーロ円   -¥40,000       
ユーロドル  -¥321,000(-$3,250)-$500
豪ドル円   -¥30,000       -¥35,000

現在のポジションと決済指値

No position

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ユーロ円ショート 50,000☆▼116.80(SL118.30買い)-¥75,000
ユーロドルロング 50,000☆▼1.0650(SL1.0550売り)-$500
豪ドル円ショート 50,000☆▼82.00(SL82.70買い)-¥35,000


前日の売買 東京市場

豪ドル円売り  50,000 ☆82.00(SL82.70買い)

前日の売買 海外市場

出来ず Nothing done
ドル円売り   50,000  111.40(SL112.10買い)
ドル円買い   50,000  109.70(SL109.00売り)
ユーロ円売り  50,000  118.50(SL119.20買い)
ユーロ円買い  50,000  116.80
ユーロドル売り 50,000  1.0700
ユーロドル買い 50,000  1.0550(SL1.0480売り)
豪ドル円売り  50,000  82.70(SL83.30買い)
豪ドル円買い  50,000  81.10

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  113.50(SL114.20買い)
ドル円買い   50,000  111.50(SL110.80売り)
ユーロ円売り  50,000  119.40(SL120.10買い)
ユーロ円買い  50,000  117.50(SL116.70売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0650(SL1.0720買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0480(SL1.0410売り)
豪ドル円売り  50,000  83.70(SL84.50買い)
豪ドル円買い  50,000  82.00(SL81.30売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
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