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為替モーニング東京市場2020年3月4日

2020年03月04日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円106.30~107.80
ユーロ円118.80~120.30
ユーロドル1.1100~1.1230
豪ドル円69.80~71.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

新型ウイルス感染リスクに関して、G7の電話会議が行われ、各国が協調して対応する姿勢を強調していたが、FRBが急遽0.5%の利下げに踏み切り、ドル売りが加速している。パウエルFRB議長はウイルス感染が新たなリスクであり、どこまで続くのか誰もわからないと指摘、今回の緊急利下げは米経済の強さを維持するための行動と述べている。ただ、NYダウ平均株価は利下げにもかかわらず、一時1,000ドル超下落、米10年債利回りも一時1%割れになるなどリスク回避の動きに歯止めが掛かっておらず、相場自体の難易度を更に深めている。その中、トランプ大統領が金利は依然として高過ぎると述べ、FRBは後手に回っており、先手を打っていないことに失望している旨を強調している。米国内でも新型ウイルス感染の拡大を危惧しているのだろうが、米経済、そして、大統領再選にも影響を及ぼしかねないだけに、更なる利下げも視野に入れる必要がある。当面、ドルの戻り売りが優勢と見なした方が無難と言わざるを得ない。

一方、ドル円は米利下げにより、一時107円割れへとドルの手仕舞が優先されている。米金利の優位性は希薄になってはいるが、世界的な同時株安と景気後退観測がある以上、拙速的に下値を模索する難しさもある。レンジ幅をドル円106.30~107.80円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルはFRBの緊急利下げで一時1.12台に上昇する場面が見られたが、ECBによる緩和余地が限られており、過度なユーロ高期待は自重局面にある。引き続きレンジ幅をユーロドル1.1100~1.1230まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円はストップロス先行の段階であり、上値は限定的であるが、前述したレンジ幅を重視し、ドル円106円台半ば割れから押し目買いと共に、107円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.11前後から押し目買いと共に、1.12台以上からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視し様子見スタンスを強めている。輸出企業は売り急がずに、ドル円108円前後を中心に、107円台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は107円割れから随時実施しており、現状では106円台半ば前後から少なめの押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、ユーロドル1.12前後からナンピン売りを実施しており、現状ではユーロドル1.12台以上からナンピン売りと共に、1.11前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円106円台半ば前後ではロング、107円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は119円割れから押し目買いと共に、120円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは70円割れから押し目買いと共に、71円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円105.90108.20
ユーロ円118.40120.70
ユーロドル1.10601.1280
豪ドル円69.5071.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロドルショート50,000☆1.1180(SL1.1230買い)
豪ドル円ショート50.000☆71.30(SL71.10買い)
2020年3月収支経過 (02~04日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥10,000-¥10,000
ユーロ円-¥50,000
ユーロドル+¥6,000(+$50)+$300
豪ドル円+¥30,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000★△108.00(108.30ショートカバー)+¥15,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000108.70(SL109.20買い)
ドル円買い50,000☆▼107.50(SL107.00売り)-¥25,000
ユーロ円売り50,000120.70(SL121.20買い)
ユーロ円買い50,000119.50(SL119.00売り)
ユーロドル売り50,000☆1.1180(SL1.1230買い)
ユーロドル買い50,000★△1.1120(1.1180ショートカバー)+$300
ユーロドル買い50,0001.1080(SL1.1030売り)
豪ドル円売り50.000☆71.30(SL71.80買い)
豪ドル円買い50,00070.30(SL69.80売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000107.70(SL108.20買い)
ドル円買い50,000106.40(SL105.90売り)
ユーロ円売り50,000120.20(SL120.70買い)
ユーロ円買い50,000118.90(SL118.40売り)
ユーロドル売り50,0001.1230(SL1.1280買い)
ユーロドル買い50,0001.1130
豪ドル円売り50.00071.10(SL71.60買い)
豪ドル円買い50,00070.30
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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