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為替イブニング海外市場2021年2月26日

2021年02月26日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円105.70~107.00
ユーロ円128.30~129.50
ユーロドル1.2050~1.2180
豪ドル円82.50~83.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米債券市場で長期金利の急上昇を受けて、NYダウが大幅反落する中、本邦の債権市場では日銀の国債買い入れオペが見送られたことも起因しているが、2016年のマイナス金利導入以来、最高値の水準まで上昇している。その影響を受けて、東京株式市場では日経ダウが前日比1,202円安と急落しており、相対的には株式市場に対する過熱感や低金利政策に相反する動きが株式及び債権市場に警鐘を鳴らしたとも解釈できる。とは言え、現時点ではストップロスを巻き込んだ段階であり、もう一段のポジションの手仕舞いが優先される可能性が高いだけに、当面、相場が冷静さを取り戻してからの始動が得策であろう。

一方、ドル円は株価動向には翻弄されてはいないが、債権動向に振られ易い展開にある。FRBの超低金利策の長期化を背景に、米長期金利の上昇余地も限られているだけに、拙速的にドルを買い戻す雰囲気はなく、引き続きレンジ幅ドル円105.70~107.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはポジション調整主導で上値の重い展開ではあるが、未だに独自の売買材料は希薄であり、一進一退の状況にある。当面、米国株式市場や債権市場の動向を睨みながら、引き続きレンジ幅ユーロドル1.2050~1.2180を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円106円割れから押し目買いを勧めると共に、ドル円107円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.20台半ば前後から押し目買いと共に、1.21台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを更に強める中、輸出企業はドル円107円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円106円割れから押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しているが、現状では1.22前後からナンピン売りと共に、1.21割れから少なめの押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円105円台後半ではロング、107円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は128円台半ば割れから押し目買いと共に、129円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは82円台半ば前後から押し目買いと共に、83円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円105.30107.50
ユーロ円128.00130.10
ユーロドル1.20101.2230
豪ドル円82.0084.15

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆128.70(SL128.30売り)
豪ドル円ロング50,000☆83.00(SL82.50売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000★▼128.50(SL129.40買い)-¥45,000
豪ドル円ショート50.000★▼84.20(SL84.80買い)-¥40,000
2021年2月収支経過(01~26日)本日のNY closingで清算予定。
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥40,000+¥5,000
ユーロ円-¥45,000-¥25,000
ユーロドル+¥109,600(ドル850)+$400
豪ドル円-¥155,000-¥15,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000☆129.40(SL129.90買い)
ユーロドル売り50,000☆1.2200(SL
豪ドル円売り50.000☆84.80(SL85.30買い)
前日の売買 海外市場
ユーロ円買い50,000★△129.00(129.40ショートカバー)+¥20,000
豪ドル円買い50,000★△84.30(84.80ショートカバー)+¥25,000
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000106.70(SL107.10買い)
ドル円買い50,000105.80
ユーロ円売り50,000129.80(SL130.30買い)
ユーロ円買い50,000☆128.70(SL128.20売り)
ユーロドル売り50,0001.2230(SL
ユーロドル買い50,000☆△1.2120(1.2200ショートカバー)+$400
豪ドル円売り50.00084.30(SL84.50買い)
豪ドル円買い50,000☆83.00(SL82.50売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000106.80(SL107.30買い)
ドル円買い50,000106.00(106.10ショートカバー)+¥5,000
ドル円買い50,000105.70(SL105.30売り)
ユーロ円売り50,000129.40
ユーロ円買い50,000128.30(SL127.80売り)
ユーロドル売り50,0001.2180(SL
ユーロドル買い50,0001.2070(SL1.2020売り)
豪ドル円売り50.00083.50
豪ドル円買い50,00082.50(SL82.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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