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為替イブニング海外市場2019年12月04日

2019年12月04日

鈴木予想レンジ

ドル円     108.20~109.20
ユーロ円    119.80~120.80
ユーロドル   1.1030~1.1130
豪ドル円    73.50~74.50

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

米中対立構造に不透明感が残る中、日経平均株価は米国株式市場の下落を嫌気し、前日比244円安と終始軟調に推移している。ただ、節目の23,000円割れが回避されており、ある意味では無難に消化したとも解釈できる。いずれにしても、選挙目当てのトランプ米大統領としては、株価の急落は是非とも避けたいのが本音であり、相対的には落としどころを模索している段階と言える。ただ、貿易赤字削減を公約しているトランプ大統領としては、中国以外の主要国に対しても通商協定締結が必要であり、最大難関である中国に対しても強硬姿勢を貫く可能性が高く、予断を許せない状況には変わりがない。引き続き過剰反応せずに、相場が大きく動意づいてからの始動を心掛けるのが得策であろう。

一方、ドル円は軟調な株式市場や米金利の低下も手伝い、上値の重い展開を余儀なくされている。ただ、カネ余り現象である市場では米金利の優位性に伴うドル買いニーズは健在であり、下値は限定的との見方が少なく無い。引き続きレンジ幅ドル円108.20~109.20円を重視し、同レベルからのナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売りに助長され底堅い展開ではあるが、ユーロドル1.11台目前で試行錯誤が続く中、短期筋としても、更なる上昇が見込みづらいだけに、拙速的な上値トライに慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1030~1.1130を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108円前後から押し目買いと共に、109円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に1.10台半ば割れから押し目買いと共に、1.11台以上からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強めているが、輸出企業は今朝と同様に、ドル円109円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業も同様に、ドル円108円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、動意待ちの様相を呈している。現状ではユーロドル1.11台以上からナンピン売りと共に、1.10台前半から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円108円前後ではロング、ドル円109円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は120円割れから押し目買いと共に、121円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は73円台半ば前後から押し目買いと共に、74円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     107.55    109.75
ユーロ円    120.25   121.50
ユーロドル   1.0970   1.1185
豪ドル円    73.10    75.20

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2019年12月収支経過(02~04日)
通貨    プラスマイナス     前日比
ドル円    +¥5,000     
ユーロ円    +¥10,000      +¥10,000
ユーロドル  
豪ドル円   +¥20,000     +¥20,000 

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆108.70(SL108.20売り)
ユーロ$ショート 50,000 ☆1.1070(SL1.1120買い)
豪ドル円ロング  50,000 ☆74.00(SL73.70売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

豪ドル円売り  50.000 ☆74.70(SL75.20買い)

前日の売買 海外市場

ドル円買い    50,000 ☆108.70(SL108.20売り)
ユーロ円買い  50,000★△120.30(120.50ショートカバー)+¥10,000
豪ドル円買い  50,000★△74.30(74.70ショートカバー)+¥20,000

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  109.00
ドル円買い    50,000  108.30(SL107.90売り)
ユーロ円売り  50,000  120.80(SL121.30買い)
ユーロ円買い  50,000  119.80(SL119.30売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1120(SL1.1170買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1040
豪ドル円売り  50.000  74.80(SL75.30買い)
豪ドル円買い  50,000 ☆74.00(SL73.50売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り   50,000  109.00
ドル円買い    50,000  108.20(SL107.80売り)
ユーロ円売り  50,000  120.80(SL121.30買い)
ユーロ円買い  50,000  119.80(SL119.30売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1120(SL1.1170買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1030
豪ドル円売り  50.000  74.50
豪ドル円買い  50,000  73.70(SL73.20売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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