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為替モーニング東京市場2016年8月17日

2016年08月17日

鈴木予想レンジ

ドル円     99.50~101.30

ユーロ円    112.50~114.00

ユーロドル   1.1200~1.1350

豪ドル円    76.50~78.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場は依然として9月利上げはないとの見方が支配的であるが、市場参加者が激減する中、NY株式市場に対する過熱感もあり、NYダウ平均株価は前日比84ドル安で引けており、相対的にドルの調整売りが優勢になっている。

その中、ダドリーNY連銀総裁は利上げの時期に近づいており、9月の利上げはあり得るとの見解を述べている。

また、ロックハート・アトランタ連銀総裁は第2四半期のGDPへの悲観的見方は行き過ぎとした上、少なくとも年内1回の利上げは適切と述べており、更なるドル売りには慎重になっている。


一方、ドル円はドル売り優勢の中、一時節目である100円を割り込むなど警戒感を深めている。

本日も日経平均株価の続落が予想されており、買い戻しの動きは限定的と言わざるを得ないが、短期筋の仕掛けも一巡した可能性が高く、当面、ドル円99.50~101.00円のレンジ幅での攻防が予想される。

ただ、米利上げ時期が早まったとしても、世界経済を取り巻く不透明さを背景に、最小限の引き上げ幅に収まる可能性が高く、拙速的なドル買いは不発に終わる公算も高いだけに、相場自体は膠着度を強める可能性が高いだろう。


他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料の無い中、ドル売りに助長される格好で足早に1.13前後を窺がう展開になっているが、既に清算局面を迎えており、1.13前後からのロングは自重し、引き続き戻り売り優勢と見なした方が無難であり、1.1200~1.1350のレンジ幅を駆使して少なめの売買で対応することが一考であろう。


●戦略的には、ドル円は株価動向を睨みながら、もみ合い相場が予想されるが、円述したレンジ幅を重視し、99円台半ば前後から押し目買いと共に、101円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、ユーロドルは引き続き戻り売りを優先し、1.13台半ば前後からナンピン売りと共に、1.12前後から押し目買いで対応することを勧める。


●邦銀勢によれば、様子見スタンスを継続する中、輸出企業はドル円101円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

一方、輸入企業はドル円100円前後から押し目買いを実施しており、現状では99円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。


●海外勢によれば、利食いと損切りが交錯する中、引き続き戻り売りを優先しており、現状では1.13台以上からナンピン売りと共に、1.12前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。


●クロス円は、ドル円99円台半ば前後ではロング、101円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は112円台半ば割れから押し目買いと共に、114円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、豪ドル円は76円台半ば前後から押し目買いと共に、78円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い

ドル円      99.10      101.55

ユーロ円     111.80   114.40

ユーロドル    1.1155   1.1410

豪ドル円     76.05    78.40

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年8月収支経過(01~17日)

通貨別    プラスマイナス     前日比

ドル円    -¥50,000      -¥50,000  

ユーロ円   +¥40,000      +¥40,000 

ユーロドル  +¥56,900(+$500) +$150

豪ドル円   

現在のポジションと決済指値

ユーロ円ロング  50,000 ☆113.00(SL112.50売り)

豪ドル円ロング  50,000 ☆77.70(SL76.60売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ドル円ロング   50,000☆▼101.80(SL101.30売り)-¥25,000


前日の売買 東京市場

前日の売買 東京市場(8/12)

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

前日の売買&予定 海外市場(8/12)

ドル円売り   50,000  102.50

ドル円買い   50,000☆▼101.30(SL100.80売り))-¥25,000

ユーロ円売り  50,000  114.50(SL115.20買い)

ユーロ円売り  50,000★△113.90(113.10ロングカバー)+¥40,000

ユーロ円買い  50,000 ☆113.00(SL112.30売り)

ユーロドル売り 50,000  1.1230(SL1.1300買い)

ユーロドル買い 50,000★△1.1150(1.1180ショートカバー)+$150

ユーロドル買い 50,000  1.1080(Sl1.1010売り)

豪ドル円売り  50,000  79.00(SL79.70買い)

豪ドル円買い  50,000 ☆77.70(SL77.00売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  101.20(SL102.80買い)

ドル円買い   50,000  99.80(SL99.20売り))

ユーロ円売り  50,000  113.80

ユーロ円買い  50,000  112.50(SL111.80売り)

ユーロドル売り 50,000  1.1330(SL1.1400買い)

ユーロドル買い 50,000  1.1200(Sl1.1130売り)

豪ドル円売り  50,000  78.00

豪ドル円買い  50,000  76.60(SL75.90売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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