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為替イブニング海外市場2020年7月28日

2020年07月28日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円104.80~106.30
ユーロ円122.80~124.30
ユーロドル1.1650~1.1800
豪ドル円74.50~76.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

世界経済は新型コロナウィルスの感染拡大で悪戦悪党が続く中、トランプ政権は先のファーウェイの排除に続き、中国幹部の資金凍結、留学生の実質的な締め出し、そして、今回の総領事館閉鎖など、矢継ぎ早に中国に対し制裁を強めている。中国も米国に対して、報復措置を実施してはいるが、トランプ政権の共和党、そして、野党側の民主党も中国に対する制裁強化で一致しており、11月の大統領再選までは手綱を緩める可能性は引くとの見方が少なく無い。いずれにしても、市場はコロナショックと米中対立構造の激化に挟まれ、引き続き一喜一憂させられる展開が予想されるが、市場のリスクオンとリスクオフのギャップが強く、ある程度の乱高下相場になる可能性が高いだけに、引き続きレンジ幅を通常よりも拡大して、相場が大きく動意づくまではじっくり待機策が賢明であろう。

一方、ドル円は節目のドル円105円割れを目指す展開であるが、米国は新型コロナウィルスで打撃を負った経済を支えるための1兆ドル規模の包括的経済対策案を公表、そして、個人にも、1200ドルの直接支援策を実施する旨を給付するなど、リスクを背景に強いドル政策に舵を切る可能性もあり、当面、ドル円105円割れからの下値模索は自重局面にある。引き続きレンジ幅ドル円104.80~106.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは買い材料に乏しい中、利益確定売りに圧されてユーロドル1.18前後の上値の重さが意識されている。引き続き米ドル主導の展開は否めないが、レンジ幅ユーロドル1.1650~1.1800を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円105円割れから押し目買いと共に、106円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.16台半ば前後から押し目買いと共に、1.18前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様にドル円106円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円105円割れから押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、戻り売りを優先しており、現状ではユーロドル1.18前後からナンピン売りと共に、1.16台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円105円割れではロング、ドル円106円前後ではショートをメージし、ユーロ円は123円割れから押し目買いと共に、124円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは74円台半ば前後から押し目買いと共に、76円前後からナンピン売りで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円104.20106.40
ユーロ円122.30124.55
ユーロドル1.16301.1845
豪ドル円74.0076.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆105.40(SL104.80売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロドルショート50,000★▼1.1700(SL1.1750買い)-$250
ユーロ$ショート50,000★▼1.1590(SL1.1700買い)-$550
2020年7月収支経過(01~28日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥15,000
ユーロ円+¥20,000+¥20,000
ユーロドル-¥148,300(-$1,200)-$450
豪ドル円+¥40,000+¥60,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000☆105.40(SL104.90売り)
ユーロドル売り50,000★1.1700(SL1.1750買い)
前日の売買 海外市場
ユーロドル売り50,000☆1.1770(SL1.1820買い)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000106.00
ドル円買い50,000104.80(SL104.30売り)
ユーロ円売り50,000124.50(SL124.80買い)
ユーロ円買い50,000123.50
ユーロドル売り50,0001.1800(SL1.1850買い)
ユーロドル買い50,000☆△1.1700(1.1770ショートカバー)+$350
豪ドル円売り50.00075.80(SL76.30買い)
豪ドル円買い50,00074.80
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000106.00
ドル円買い50,000104.80(SL104.30売り)
ユーロ円売り50,000124.00(SL124.50買い)
ユーロ円買い50,000☆△123.40(123.80ショートカバー)+¥20,000)
ユーロ円買い50,000122.80(SL122.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1780(SL1.1830買い)
ユーロドル買い50,0001.1650(SL1.1600売り)
豪ドル円売り50.00075.80(SL76.30買い)
豪ドル円買い50,000☆△75.10(76.30ショートカバー)+¥60,000
豪ドル円買い50,00074.60
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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