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為替イブニング海外市場2016年12月08日

2016年12月08日

※最新情報(為替モーニング東京市場2016年12月09日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     112.50~114.50
ユーロ円    121.50~123.30
ユーロドル   1.0700~1.0880
豪ドル円    84.30~85.80

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

本日は特段の材料はないが、トランプ米次期政権の経済政策が一段と米景気を加速させるとの見方が優先される中、昨日のNYダウも連日のように史上最高値を更新、そして、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和延長観測なども加わり、過剰流動性資金が債券市場から株式市場にシフトされている。
その中、日経平均株価は前日比268円高と年初来高値を更新するなど、相対的に円売りに安堵感が広がっているが、反面、市場はトランプラリーが来年1月20日の大統領就任まで持ちこたえられるかどうかは懐疑的との見方も少なく、トランプ効果の終着点が視界不良にあるだけに、急ピッチの
株高並びに円安相場に違和感を覚え始めており、不安材料が噴出すれば、株価の急落も想定できるだけに、当面、株及び円相場はストップロスの配置には十分な気配りが必要であろう。

一方、ドル円は好調な株価推移に反して、113円台半ば前後で膠着度を強めている。
市場は米利上げが織り込み済みであり、徐々にドル円115円台が重石になっているが、ドル円114円台では実需売りや利益確定売りが控えていることもあり、積極的な上値トライには慎重になっている。当面、レンジ幅を112.50~114.50円まで拡大し、じっくり待機策が賢明であろう。

他方、ユーロドルは欧州中銀(ECB)が理事会を開催するが、先にドラギECB総裁が12月に量的緩和について見直す予定と発言しており、量的緩和期限を半年程度延長して緩和姿勢を維持する可能性が高まっており、下値は限定的と見なした方が無難であるが、ドル円と同様に、1.08台以上からは利食い局面入りにあり、上値も限定的と言わざるを得ないだろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、112円台半ば前後から押し目買いと共に、114円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルはレンジ幅を1.0700~1.0900まで拡大し、1.08台半ば前後からナンピン売りと共に、1.07前後から押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円114円台半ば前後を中心に、114円前後からナンピン売り姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業は113円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状ではECB理事会町であるが、ユーロドル1.08台半ば前後からナンピン売りと共に、1.07台前半から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円113円割れではロング、114円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円121円台半ば前後から押し目買いと共に、123円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は85円前後から押し目買いと共に、85円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      112.25   114.75
ユーロ円     121.25   123.70
ユーロドル    1.0670   1.0910
豪ドル円     83.80    86.20

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年12月収支経過(01~08日)
通貨別   プラスマイナス       前日比
ドル円    +¥85,000       +¥55,000
ユーロ円   +¥15,000       
ユーロドル  +¥49,000(+$400)  
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

No position

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円買い   50,000★△113.50(114.60ショートカバー)+¥55,000

本日の売買予定 東京市場

出来ず Nothing done
ドル円売り   50,000  114.30(SL115.00買い)
ドル円買い   50,000  113.00(SL112.50売り)
ユーロ円売り  50,000  123.00(SL123.70買い)
ユーロ円買い  50,000  121.60(120.80売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0830(SL1.0900買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0700(SL1.0630売り)
豪ドル円売り  50,000  85.70(SL86.30買い)
豪ドル円買い  50,000  84.30(SL83.60売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り   50,000  114.30(SL115.00買い)
ドル円買い   50,000  112.70(SL112.00売り)
ユーロ円売り  50,000  123.00(SL123.70買い)
ユーロ円買い  50,000  121.50(120.80売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0850(SL1.0920買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0720(SL1.0650売り)
豪ドル円売り  50,000  85.70(SL86.40買い)
豪ドル円買い  50,000  84.30(SL83.60売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

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為替大観 小池正一郎
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