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為替イブニング海外市場2020年6月12日

2020年06月12日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円106.80~108.00
ユーロ円121.00~122.30
ユーロドル1.1250~1.1380
豪ドル円73.50~74.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米国の一部の州で感染第2波が押し寄せており、VIX(恐怖)指数が上昇するなど、市場は改めて警戒意識を強めているが、米国株式市場の不安定な動きを背景に、投資家心理も萎えているが、今回の暴落は過熱していた株式市場に冷や水を浴びせた格好であり、ある意味では順当な結果だったとも言える。いずれにしても、過剰流動性資金が暴走気味になっており、株式、債券、そして、為替市場は視界不良の展開に陥っている。引き続き相場あ大きく動意づいてからの逆張り売買に比重を置いた方が賢明であろう。

一方、ドル円は107円台を回復してはいるが、リスク選考により戻りの鈍さも意識されている。現時点では、日米欧共に経済再活動には意欲的ではあるが、本邦を除けば見切り発射的な要素を多分に含んでおり、相対的に円買いに集中しやすい地合いである。引き続きレンジ幅ドル円106.80~108.00円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売りに助長され1.13台を維持しているが、更なる買い材料が乏しいだけに、引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.1250~1.1380を重視し、同レベル前後からナンピン売買が対応することが得策であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円107円割れから押し目買いと共に、108円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.12台半ば前後から押し目買いと共に、1.13台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円108円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円107円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、調整色を強めているが、現状ではユーロドル1.12台半ば前後から押し目買いと共に、1.13台半ば以上からナンピン売りで待機し姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円107円割れではロング、108円前後ではショートをイメ

ージし、ユーロ円は121円前後から押し目買いと共に、122円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは73円台半ば前後から押し目買いと共に、75円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円105.80108.00
ユーロ円120.50121.70
ユーロドル1.11701.1390
豪ドル円71.7574.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆107.30(SL106.30売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング、50,000★▼121.10(SL120.60売り)—¥25,000
豪ドル円ロング50,000★▼74.00(SL73.50売り)—¥25,000
2020年6月収支経過(01~11日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥50.000
ユーロ円-¥130,000+¥15,000
ユーロドル-¥42,300(-ドル300)+$350
豪ドル円-¥102,500+¥32,500
前日の売買 東京市場
ユーロ円買い50,000★△121.70(122.30ショートカバー)+¥30,000
豪ドル円買い50,000★△74.55(75.50ショートカバー)+¥47,500
豪ドル円買い50,000☆73.50(SL72.60売り)
前日の売買 海外市場
ユーロ円買い50,000☆121.10(SL120.60売り)
ユーロドル買い50,000★△1.1330(1.1400ショートカバー)+$350
豪ドル円買い50,000☆73.50(SL73.00売り)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000107.60
ドル円買い50,000106.30(SL106.00売り)
ユーロ円売り50,000☆△121.30(121.10ロングカバー)+¥10,000
ユーロ円買い50,000120.00(SL119.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1370(SL1.1420買い)
ユーロドル買い50,0001.1230(SL1.1180売り)
豪ドル円売り50.000☆△73.70(73.50ロングカバー)+¥10,000
豪ドル円買い50,00072.50(SL72.00売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000107.80
ドル円買い50,000106.80(SL106.00売り)
ユーロ円売り50,000122.30(SL122.80買い)
ユーロ円買い50,000121.00(SL120.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1380(SL1.1430買い)
ユーロドル買い50,0001.1250(SL1.1200売り)
豪ドル円売り50.00074.80(SL75.30買い)
豪ドル円買い50,00073.50(SL73.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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