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為替モーニング東京市場2021年5月19日

2021年05月19日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円108.50~109.50
ユーロ円132.50~133.50
ユーロドル1.2170~1.2270
豪ドル円84.30~85.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

日欧の低調なGDP(経済成長率)にもかかわらず、米英中では迅速なワクチン展開を背景に経済成長率は急速に上昇しており、ワクチンの進捗状況が経済の分岐点になっている。ただ、現状のワクチン進展状況であれば、遅かれ早かれ日欧経済もコロナ禍前の水準に戻るだろうが、株式市場では期待先行相場と化しており、拙速的な株価の押し上げ材料には至っていない。いずれにしても、市場にはインド変異株の登場や米中対立構造、そして、デパ―リング(金融緩和縮小)などの不確定材料があるだけに、積極的にポジションを取り切れない外部環境にある。その中、直近発表の米経済指標は強弱が相混じってはいるが、市場ではFRBが出口戦略に着手するのではとの見方も出ている。ただ、各連銀総裁発言からは2022年にインフレ圧力は緩和されるとの発言、そして、政策転換を検討する時期ではないとの見解も少なくなく、金利差によるドル買いニーズは後退しており、相対的にドルの戻り売りが優勢になっている。

一方、ドル円は日米金利差によるドル買い戻しと、ドルの調整売りに挟まれ、ドル円108円台後半で膠着度を強めている。引き続き直近のレンジ幅ドル円108.50~109.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは欧州圏でのパンデミックが緩和傾向にある中、欧州債券利回りの上昇も手伝い、ユーロドル1.22台で底堅い展開にある。ただ、更なる独自の買い材料が乏しいだけに、過度なユーロ高期待は自重局面に差し掛かっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2170~1.2270を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、109円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.21台半ば前後から押し目買いと共に、1.22台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円109円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円108円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、底堅い展開と判断しているが、現状では、ユーロドル1.21台半ば前後から押し目買いと共に、1.22台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円108円台半ば前後ではロング、109円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は132円台半ば前後から押し目買いと共に、133円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは84円台半ば割れから押し目買いと共に、85円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円107.80110.00
ユーロ円132.00134.10
ユーロドル1.21101.2330
豪ドル円83.8085.90

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆132.80(SL133.50買い)
ユーロドルショート50,000☆1.2200(SL1.2270買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ$ショート50,000★▼1.2120(SL1.2200買い)-$400
2021年5月収支経過 (06~19日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円+¥10,000
ユーロドル-¥39,800(-$300)-$400
豪ドル円-\10,000
前日の売買 東京市場
ユーロドル売り50,000☆1.2200(SL1.2250買い)
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000109.50(SL110.00買い)
ドル円買い50,000108.50(SL108.00売り)
ユーロ円売り50,000133.40(SL133.90買い)
ユーロ円買い50,000132.50
ユーロドル売り50,0001.2250(SL1.2300買い)
ユーロドル買い50,0001.2150
豪ドル円売り50,00085.30(SL85.80買い)
豪ドル円買い50,00084.40(SL83.90売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000109.50(SL110.00買い)
ドル円買い50,000108.50(SL108.00売り)
ユーロ円売り50,000133.50(SL134.00買い)
ユーロ円買い50,000132.50
ユーロドル売り50,0001.2270(SL1.2320買い)
ユーロドル買い50,0001.2170
豪ドル円売り50,00085.30(SL85.80買い)
豪ドル円買い50,00084.30(SL83.80売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会