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為替モーニング東京市場2021年1月13日

2021年01月13日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円103.30~104.50
ユーロ円126.00~127.30
ユーロドル1.2130~1.2250
豪ドル円79.80~81.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場では新型コロナウィルスの感染拡大に収束感がない中、当面、ワクチン接種に期待を抱かざるを得ないだろうが、相対的な過剰流動性資金を背景に株式市場は堅調に推移しているものの、依然として、景気下振れリスクは払拭出来ない情勢には変わりがない。その中、米国では各連銀総裁の発言が続いており、メスター・クリーブランド連銀総裁は2021年に政策変更の必要はなく、景気は前半には減速するが、後半は加速を見込むと発言、ブラード・セントルイス連銀総裁は昨年の米GDPは2.5%のマイナス成長を見込むが、今年の景気の基本シナリオは良好と判断、ジョージ・カンザスシティー連銀総裁はインフレが2%超を示唆したとしても、FRBは対応しないと発言、そして、ローゼングレン・ボストン連銀総裁は年内を通じてゼロ付近の金利水準は適切とした上、ワクチン接種率の低さは短期的に経済に影響を及ぼすが、今後は雇用が改善する可能性を指摘するなど、相対的に年後半への回復期待が集中しており、今年前半はドル安、そして、後半にはドル高シナリオが有力視されつつある。いずれにしても、新型コロナウィルスの感染拡大の進捗状況次第と言わざるを得ないが、既に過熱感がある株式市場や不安定な米債権利回りの動向次第ではどちらに転んでも何ら不思議ではない外部環境にある。引き続き相場が大きく動意づいてからの始動を心掛けるのが無難であろう。

一方、ドル円は債権利回りの低下やドルの買い戻しが一巡し、失速気味に104円割れと改めて上値の重さが意識されている。ただ、米国株式市場の高止まりや日米金利差を背景に拙速的な下値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ドル円103.30~104.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドルの調整売りも手伝い、1.22台を回復しているが、依然として、欧州圏における都市封鎖の影響が深刻化しており、過度なユーロ高期待は自重局面にある。また、現状の変異種の感染拡大や都市封鎖が再導入される英国では、マイナス金利導入期待も根強く、ポンドとの連れ高現象にも限界がある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2130~1.2250を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円103円台半ば割れから押し目買いを勧めると共に、ドル円104円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.21台半ば割れから押し目買いと共に、1.22台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視し、様子見スタンスを強めているが、輸出企業はドル円104円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円103円台半ば割れから少なめの押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では昨日と同様に、ユーロドル1.22台半ば前後からナンピン売りと共に、1.21台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円103円台半ば割れではロング、104円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は126円前後から押し目買いと共に、127円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは80円前後から押し目買いと共に、81円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円102.70104.85
ユーロ円125.55127.75
ユーロドル1.21001.2320
豪ドル円79.5081.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆126.70(SL127.20買い)
豪ドル円ショート50.000☆79.80(SL81.00買い)
2021年1月収支経過(04~13日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円
ユーロドル+¥6,300(+ドル50)
豪ドル円
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000104.70(SL105.20買い)
ドル円買い50,000103.70(SL103.20売り)
ユーロ円売り50,000127.30(SL127.80買い)
ユーロ円買い50,000126.20
ユーロドル売り50,0001.2220(SL1.2270買い)
ユーロドル買い50,0001.2100(SL1.2050売り)
豪ドル円売り50.00080.90(SL81.40買い)
豪ドル円買い50,00079.80
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000104.40(SL104.80買い)
ドル円買い50,000103.30(SL102.80売り)
ユーロ円売り50,000127.20(SL127.70買い)
ユーロ円買い50,000126.30
ユーロドル売り50,0001.2250(SL1.2300買い)
ユーロドル買い50,0001.2130(SL1.2080売り)
豪ドル円売り50.00081.00(SL81.50買い)
豪ドル円買い50,00080.00
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会