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為替モーニング東京市場2020年3月2日

2020年03月02日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円107.00~108.30
ユーロ円118.30~119.80
ユーロドル1.0970~1.1100
豪ドル円69.50~71.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

ウィルス感染拡大懸念が顕在化する中、世界経済への影響は免れない情勢に直面している。目先の経済対策として、各国は追加緩和政策に依存せざるを得ないが、米国経済は追加緩和の余地を僅かに残しているとは言え、他の主要国はマイナス金利導入や超低金利政策を実施しており、次なる手段は限られているのが現状であり、当面、ウィルス感染の収束を願うしかないのが実状かもしれない。その中、NYダウ平均株価は前日比357ドル安と続落するなど、大きな節目である25,000ドル割れも意識せざるを得ない。今後ウィルス感染拡大が米国経済を直撃する可能性もあり、相対的に、これまでのドルロングを手仕舞う動きが優先されており、ドルを買い戻す動きは萎えている。ただ、悲観的ムードが一掃されれば、最終的にはドル依存体質に回帰せざるを得ず、更なるドルの下値トライには慎重にならざるを得ない。

一方、ドル円は米債券利回りが軒並み低下する中、2年債利回りが1%割れになるなど、FRBの利下げ観測が足かせとなり、ドル円は一気に107円台に突入している。更なる株安懸念を背景に、戻りの鈍い展開を強いられている。引き続きレンジ幅ドル円107.00~108.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料の無い中、ドル売りに助長される格好で1.10台を維持している。引き続き戻り売り優勢の展開には変わりがなく、引き続きレンジ幅ユーロドル1.0970~1.1100を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円107円前後から押し目買いと共に、108円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.100割れから押し目買いと共に、1.11前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視し、様子見スタンスを更に強めているが、輸出企業はドル円108円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円108円割れから押し目買いを随時実施しており、現状では107円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ユーロドル1.10台半ば前後からナンピン売りを実施しており、現状ではユーロドル1.11前後からナンピン売りと共に、1.100割れから押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円107円前後ではロング、108円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は118円台半ば割れから押し目買いと共に、120円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは69円台半ば前後から押し目買いと共に、71円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円106.50108.85
ユーロ円117.80120.20
ユーロドル1.09401.1160
豪ドル円69.0071.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000★▼120.50(SL120.80売り)-¥15,000
ユーロドルショート50,000★▼1.0930(SL1.0980買い)-$250
2020年2月収支結果 -マイナス¥57,000
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥25,000-¥45,000
ユーロ円+¥90,000-¥10,000
ユーロドル-¥107,000(-$900)+$150
豪ドル円-¥15,000-¥50,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000★▼109.20(SL108.80売り)-¥20,000
ユーロ円買い50,000★△120.30(121.00ショートカバー)+¥35,000
ユーロドル売り50,000☆1.1050(SL1.1100買い)
豪ドル円買い50,000★▼71.50(SL71.00売り)-¥25,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000109.50(SL110.00買い)
ドル円買い50,000☆▼108.10(SL107.60売り)-¥25,0000
ユーロ円売り50,000120.70(SL
ユーロ円買い50,000☆▼119.50(SL119.00売り)-¥25,0000
ユーロドル売り50,0001.1100(SL1.1150買い)
ユーロドル買い50,000☆△1.0970(1.1050ショートカバー)+$400
豪ドル円売り50.00071.70(SL72.20買い)
豪ドル円買い50,000☆▼70.30(SL69.80売り)-¥25,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000108.30(SL108.80買い)
ドル円買い50,000107.00(SL106.50売り)
ユーロ円売り50,000119.70(SL120.20買い)
ユーロ円買い50,000118.30(SL117.80売り)
ユーロドル売り50,0001.1100(SL1.1150買い)
ユーロドル買い50,0001.0970(SL1.0920売り)
豪ドル円売り50.00070.80(SL71.30買い)
豪ドル円買い50,00069.50(SL69.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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