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為替イブ二ング海外市場2016年10月05日

2016年10月05日

※最新情報(為替モーニング東京市場2016年10月6日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     102.00~103.50
ユーロ円    114.50~116.30
ユーロドル   1.1150~1.1280
豪ドル円    77.50~79.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

東京株式市場では日経平均株価が前日比83円高と続伸してはいるが、市場関係筋は株価17,000円トライには時期尚早との見方が支配的になっている。原油価格の上昇により、エネルギー関連株は堅調である反面、ドイツ銀行の経営不安により金融株が軒並み下落基調を深めるなど、今後も波乱含みの展開が予想されるだけに、株価および為替相場は現状レベルが妥当な水準とも言えるかもしれない。
いずれにしても、更なる買い材料が見当たらないだけに、市場全般は不透明な原油価格の動向、破たんリスクのあるドイツ銀行懸念、そして、年内の利上げ観測の有無に振り回される展開は否めないだろう。
ただ、相対的には金利差拡大を背景としたドル買いニーズの根強さが為替相場を形成しているとも解釈できるため、基本的にはドルの下落局面ではドルの買戻しに重点を置いたほうがリスクは軽減に繋がるであろう。

一方、ドル円は株高を好感し、瞬間的にドル円103円を付けているが、同レベルでは利益確定やポジション調整売りが随所に散見されており、短期筋としても、更なる高値掴みには慎重姿勢を見せており、当面、レンジ幅を102.00~103.50まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で待機することが一考であろう。

他方、ユーロドルは英国のEU離脱交渉をめぐる懸念が払しょくされない中、ドイツ銀行の経営不安が重なり、引き続き戻り売り優勢の展開にあるが、ユーロはショートの積み上がり、そして、ポンドの急落により消去法的に買われた側面が強い。
流石にポンド1.27割れの段階では一旦買い戻す動きが散見されており、ポンド安による過度なユーロ高は見込みにくい状況にあり、引き続き1.1150~1.1250レンジ幅で待機策が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円103円に達成感はないが、一旦ポジション調整段階にあると判断することが無難であろう。
ドル円103円台半ば前後からナンピン売りと共に、102円台半ば割れから押し目買いで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは前述したレンジ幅を重視し、1.11台半ば前後から押し目買いと共に、1.12台半ば以上からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、株高期待を込めて底堅い展開と判断しているが、輸出企業はドル円103円前後で実施しており、現状では103円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業は今朝と同様に、ドル円102円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では、今朝と同様にユーロドル1.12台半ば以上からナンピン売りと共に、1.11台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円102円台半ば割れではロング、103円半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は115円台前後から押し目買いと共に、116円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は78円割れから押し目買いと共に、79円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      101.85  104.20
ユーロ円     114.550   116.85
ユーロドル    1.1110   1.1330
豪ドル円     77.20    79.55

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年10月終始経過(03~05日)
通貨別   プラスマイナス        前日比
ドル円
ユーロ円  -¥50,000       -¥50,000
ユーロドル +¥28,800(+$250)    +$250
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

ドル円ショート 50,000 ☆102.40(SL103.50買い)
ドル円ショート 50,000 ☆102.80(SL103.50買い)
ユーロ円ショート50,000 ☆115.80(SL116.40買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ユーロ円ショート50,000☆▼114.80(SL115.80買い)-¥50,000


前日の売買 東京市場

ドル円売り   50,000 ☆102.40(SL103.00買い
ユーロドル買い 50,000 ☆1.1170(SL1.1100売り)

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000 ☆102.80(SL103.30買い)
ユーロ円売り  50,000 ☆114.80(SL115.50買い)
ユーロドル売り 50,000★△1.1220(1.1170ロングカバー)+$250

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  103.30(SL103.30買い
ドル円買い   100,000  102.30
ユーロ円売り  50,000 ☆115.80(SL116.50買い)
ユーロ円買い  50,000  114.30
ユーロドル売り 50,000  1.1270(SL1.1330買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1160(SL1.1100売り)
豪ドル円売り  50,000  79.00(SL79.70買い)
豪ドル円買い  50,000  77.70(SL77.00売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り   50,000  103.50(SL103.30買い
ドル円買い   100,000  102.50
ユーロ円売り  50,000  116.40(SL117.10買い)
ユーロ円買い  50,000  115.10
ユーロドル売り 50,000  1.1260(SL1.1310買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1160(SL1.1090売り)
豪ドル円売り  50,000  79.00(SL79.70買い)
豪ドル円買い  50,000  77.70(SL77.00売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

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