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為替イブニング海外市場2021年3月1日

2021年03月01日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円106.00~107.20
ユーロ円127.80~129.00
ユーロドル1.1980~1.2100
豪ドル円81.80~83.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米10年債利回りの上昇が一服したことを好感し、株式市場全般に安堵感が広がりつつある。その中、日経ダウは前日比697円高と大幅に反発しており、円安基調も手伝い、再び日経ダウ3万円台が意識されている。ただ、米金利の低下はドル売りを誘発する可能性があるだけに、円安が一気に加速する外部環境とは言い難く、相場自体は一進一退の展開と踏んだ方が順当であろう。また、パウエルFRB議長が4日に米経済について発言する予定であるが、不安定な米長期金利の動向や大規模な経済支援策を前にして、市場の注目度は一段と高まっている。FRBは雇用情勢を重要視しており、米超低金利政策の長期化を余儀なくされるだけに、米債券利回りの動向に一喜一憂せずに、引き続き相場が大きく動意づいてからの始動が賢明であろう。

一方、ドル円は堅調な株高気配を受けて、底堅い展開ではあるが、依然として、ドル円107円台では実需や利益確定売りが満遍なく控えてり、過度な円安局面は描きづらい。引き続きレンジ幅ドル円106.00~107.30円重視し、同レベルからナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドル米ドル主導であるが、ポンド高が一服する中、ユーロ高けん制の動きも配慮し、引き続き戻り売りが優先されている。その中、徐々にユーロドル1.200割れが視野に入っているが、同レベルではポジション解消買いが散見されており、下値も限定的になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1980~1.2100を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円106円前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円107円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.20割れから押し目買いと共に、1.21台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円107円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円106円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では1.21台以上からナンピン売りと共に、1.20割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円106円前後ではロング、107円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は128円前後から押し目買いと共に、129円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは82円割れから押し目買いと共に、83円前後以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円105.70107.85
ユーロ円127.45129.55
ユーロドル1.19301.2145
豪ドル円81.4583.65

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆128.70(SL128.00売り)
ユーロドルロング50,000☆1.2070(SL1.2010売り)
豪ドル円ショート50.000☆82.70(SL83.20買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
豪ドル円ロング50,000★▼83.00(SL82.50売り)-¥25,000
2021年3月収支経過(01~ 日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円
ユーロドル
豪ドル円
前日の売買 東京市場
ユーロ円買い50,000☆128.70(SL128.20売り)
ユーロドル買い50,000★△1.2120(1.2200ショートカバー)+$400
豪ドル円買い50,000☆83.00(SL82.50売り)
前日の売買 海外市場
ドル円買い50,000★△106.00(106.10ショートカバー)+¥5,000
ユーロドル買い50,000☆1.2070(SL1.2020売り)
豪ドル円買い50,000☆▼82.50(SL82.00売り)-¥25,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000107.00(SL107.40買い)
ドル円買い50,000105.80(SL105.40売り)
ユーロ円売り50,000129.00
ユーロ円買い50,000128.00(SL127.50売り)
ユーロドル売り50,0001.2120
ユーロドル買い50,0001.2010(SL1.1960売り)
豪ドル円売り50.000☆82.70(SL83.20買い)
豪ドル円買い50,00081.50(SL81.00売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000107.10(SL107.50買い)
ドル円買い50,000106.10(SL105.60売り)
ユーロ円売り50,000129.00
ユーロ円買い50,000128.00(SL127.50売り)
ユーロドル売り50,0001.2100
ユーロドル買い50,0001.1980(SL1.1930売り)
豪ドル円売り50.00083.00(SL83.50買い)
豪ドル円買い50,00082.00
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会