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為替イブニング海外市場2021年3月18日

2021年03月18日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円108.50~109.70
ユーロ円129.50~130.70
ユーロドル1.1880~1.2000
豪ドル円84.50~85.70
相場状況の振り返りと今後の展開予想

株式市場ではコロナ禍で企業業績が悪化しているにもかかわらず、NYダウは史上最高値近辺で推移し、また、日経平均株価も約30年ぶりの高値圏3万円台で推移しており、株式関係者からは通過点に過ぎないとの楽観的な見解も少なくない。基本的には日米欧の超低金利政策の長期化が株価の押し上げ材料になっているが、現時点の経済状況を考えれば、株価が割高になっているのは各国の共通認識になりつつあるが、日本銀行は明日も金融政策決定会合を開催するが、上場投資信託(ETF)の購入手段やマイナス金利の深掘りに対する副作用などに市場の注目が集まっている。相対的には株価動向を揺るがずほどの悪材料は出ないであろうが、反面、材料で出尽くし感が株価の押し下げ材料になる可能性もあり、一旦、清算入り局面と捉えた方が賢明かもしれない。

一方、ドル円は米10年債利回りが一時1.7%台まで上昇、30年債利回りも2.5%台へと上昇を速めており、ドル円109円台を回復するなど底堅い展開を見せている。ただ、上昇余地は少ないだけに、加速的な上昇局面は描きづらい相場環境にある。引き続きレンジ幅ドル円108.50~109.70円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは米債券利回りの上昇を受けて、改めて、ユーロドル1.2000前後の上値の重さが意識されている。引き続き戻り売りを優先すると共に、レンジ幅ユーロドル1.1880~1.2000を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円109円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.19前後から押し目買いと共に、1.20台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円109円台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円109円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、今朝と同様に、ユーロドル1.20前後からナンピン売りと共に、1.19割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円108円台半ば前後ではロング、109円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は129円台半ば前後から押し目買いと共に、130円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは84円台半ば前後から押し目買いと共に、85円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円107.90110.10
ユーロ円129.10131.30
ユーロドル1.18401.2050
豪ドル円84.1086.20

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆108.80(SL108.50売り)
ユーロ円ショート50,000☆130.40(SL130.70買い)
ユーロドルショート50,000☆1.1970(SL1.2000買い)
豪ドル円ショート50,000☆85.00(SL85.70買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50,000★▼84.40(SL85.00買い)-¥30,000
2021年3月収支経過(01~18日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥45,000
ユーロ円+¥15,000
ユーロドル+\6,500(+$50)
豪ドル円-¥25,000-¥30,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
ユーロ円売り50,000☆130.40(SL130.90買い)
ユーロドル売り50,000☆1.1970(SL1.2020買い)
豪ドル円売り50,000☆85.00(SL85.50買い)
本日の売買予定 東京市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000109.50
ドル円買い50,000108.50(SL108.00売り)
ユーロ円売り50,000131.00(SL131.50買い)
ユーロ円買い50,000129.80
ユーロドル売り50,0001.2030(SL1.2080買い)
ユーロドル買い50,0001.1930
豪ドル円売り50,00085.50(SL86.00買い)
豪ドル円買い50,00084.50
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000109.50
ドル円買い50,000108.50(SL108.00売り)
ユーロ円売り50,000130.70(SL131.20買い)
ユーロ円買い50,000129.70
ユーロドル売り50,0001.2000(SL1.2050買い)
ユーロドル買い50,0001.1910
豪ドル円売り50,00085.70(SL86.00買い)
豪ドル円買い50,00084.60
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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