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為替イブニング海外市場2020年3月9日

2020年03月09日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円101.00~103.50
ユーロ円115.50~118.00
ユーロドル1.1300~1.1500
豪ドル円66.30~68.70
相場状況の振り返りと今後の展開予想

新型ウィルス感染への拡大懸念を背景に、市場を取り巻く環境は最悪事態を迎えている。ウィルス感染は中国、日本、そして、欧州圏に広がる中、米国でもNY州が非常事態を宣言するなど、収束感が一向に見当たらず、市場心理の冷え込みが目立っている。その中、日経平均株価は前日比1,050円安と急落、あっさり節目の20,000円割り込むなど、一気にポジション解消売りが加速している。また、ドル円も一時2016年11月以来の101円台半ば前後まで急落するなど、ドル円100円割れも視野に入りつつある。いずれにしても、反発機会がウィルスの収束にある以上、当面、もう一段のドルロング解消売りも視野に入れる必要性があるだろう。

一方、ドル円は黒田日銀総裁が新型コロナウイルス感染症拡大により経済の先行き懸念を述べ、投資家のセンチメントが悪化していることを強調している。遅かれ早かれ何らかの対策を講じざるを得ない状況であろうが、一部では100円割れでは日銀の単独介入もあり得るとの見解もあるが、同レベル前後では一旦清算入りと見なした方が無難であり、レンジ幅ドル円101.00~113.50円まで拡大し、じっくり待機策が賢明であろう。

他方、ユーロドルは相変わらずドル売りに救われる格好で底堅い展開ではあるが、更なる買い材料が皆無に等しいだけに、引き続き戻り売りに比重を置いた方が無難であろう。ただ、株安・原油安が終焉すれば、再び戻り売り優勢の展開が予想される。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1300~1.1500まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円101円前後から押し目買いと共に、103円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.13前後から押し目買いと共に、1.15前後からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円103円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円101円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、微調整に終始している。ユーロドル1.13前後から押し目買いと共に、1.15前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円101円前後ではロング、103円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は116円割れから押し目買いと共に、118円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは66円前後から押し目買いと共に、68円台半ば前後からナンピン売りで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円100.80103.80
ユーロ円115.50118.30
ユーロドル1.13001.1530
豪ドル円66.1069.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
本日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000★▼105.00(SL104.60売り)-¥20,000
ユーロ円ロング50,000★▼119.30(SL118.50売り)-¥40,000
豪ドル円ロング50,000★▼69.80(SL69.50売り)-¥15,000
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000★▼105.70(SL105.00売り)-¥35,000
ユーロドルショート50,000★▼1.1270(SL1.1340買い)-$350
ユーロ$ショート50,000★▼1.1200(SL1.1270買い)-$350
2020年3月収支経過 (02~09日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥145,000-¥85,000
ユーロ円-¥115,000-¥65,000
ユーロドル-¥75,900(-$650)-$950
豪ドル円+¥20,000-¥40,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000☆105.70(SL105.20売り)
ユーロドル売り50,000☆1.1270(SL1.1320買い)
豪ドル円買い50,000☆69.80(SL69.30売り)
前日の売買 海外市場
ドル円買い50,000★105.00(SL104.60売り)
ユーロドル売り50,000★1.1340(SL1.1390買い)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000105.40(SL106.00買い)
ドル円買い50,000☆▼103.60(SL103.00売り)-¥30,000
ユーロ円売り50,000119.30(SL119.80買い)
ユーロ円買い50,000☆▼117.70(SL117.20売り)-¥25,000
ユーロドル売り50,000☆▼1.1400(SL1.1450買い)-$250
ユーロドル買い50,0001.1270
豪ドル円売り50.00069.50(SL70.00買い)
豪ドル円買い50,000☆▼68.00(SL67.50売り)-¥25,000
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000103.50(SL104.20買い)
ドル円買い50,000101.30(SL100.80売り)
ユーロ円売り50,000118.30(SL118.90買い)
ユーロ円買い50,000117.70(SL117.20売り)
ユーロドル売り50,0001.1490(SL1.1560買い)
ユーロドル買い50,0001.1340((1.1260売り)
豪ドル円売り50.00068.50(SL69.00買い
豪ドル円買い50,00066.50(SL65.80売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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