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為替モーニング東京市場2016年9月16日

2016年09月16日

※最新情報(為替イブニング海外市場2016年9月16日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     101.30~102.80
ユーロ円    113.80~115.30
ユーロドル   1.1180~1.1300
豪ドル円    75.80~77.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

昨日発表された8月の米小売売上高は前月比-0.1%となる中、7月も-0.1%に下方修正されるなど、相対的に米経済の先行き懸念が増すと同時に、為替市場はドル売りに反応する気配を見せている。
ただ、米債券利回りが低下したとは言え、いまだに高水準で推移しており、また、米利上げ観測の後退を受けて、NYダウが3ぶりに反発するなど、更にドル売りを敢行する相場環境には至っていない。
いずれにしても、来週に控えているFOMCにおいて、9月の米利上げ観測は大幅に後退した感があり、また、一部では年内の利上げを不安視する動きもあるなど、ドルの買戻しにも一抹の不安が生じていることは否めず、ある程度の乱高下を踏まえた売買戦略が求められる。

一方、ドル円は102円を挟んで試行錯誤が続いているが、日米間での金融政策の相違性を背景に、引き続きドルの買戻し基調には大きな変化は見当たらない。
そして、本邦の3連休明けには日米の金融政策会合を前にして、もみ合い相場が予想されるが、米利上げ観測の後退や日銀金政策決定会合でのマイナス金利の拡大、そして、国債購入が疑問視される中、短期筋のポジション調整売りも散見されており、当面、直近のレンジ幅101.50~102.50円を注視せざるを得ない状況にある。

他方、ユーロドルは方向感のない中、1.12台半ば前後で膠着度を強めている。引き続き日米の金融政策に左右される展開と見なしたほうが無難であり、繰り返しになるが、1.1150~1.1300までレンジ幅を拡大し、相場の動意を待ってからの始動が得策であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、102円台半ば以上からナンピン売りとともに、101円台半ば前後から押し目買いで対応することを勧める。
一方、ユーロドルは引き続き戻り売りを優先し、1.13前後からナンピン売りと共に、1.12割れから押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円103円前後を中心に、102円台半ばからナンピン売りで待機している模様。
一方、輸入企業はドル円102円割れでは随時実施しており、現状では101円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、レンジ幅をユーロドル1.1150~1.1300まで拡大し、ユーロドル1.13前後からナンピン売りと共に1.12割れから少なめの押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円101円台半ば前後ではロング、102円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は114円割れから押し目買いと共に、115円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は76円割れから押し目買いと共に、77円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      100.75  103.30
ユーロ円     113.40   115.80
ユーロドル    1.1125   1.1360
豪ドル円     75.40    77.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年9月収支経過(1~15日) 
通貨別    プラスマイナス     前日比
ドル円    -¥5,000
ユーロ円   -¥17,500
ユーロドル  +¥28,800(+$250)
豪ドル円   +¥80,000 

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング  50,000 ☆102.10(SL101.40売り)
ユーロ円ロング 50,000 ☆114.70(SL114.00売り)
ユーロ弗ショート50,000 ☆1.1280(SL1.1300買い)
豪ドル円ロング 50,000 ☆76.20(SL75.80売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

ドル円買い   50,000 ☆102.10(SL101.60売り)
ユーロ円買い  50,000 ☆114.70(SL114.00売り)
豪ドル円買い  50,000 ☆76.20(SL75.50売り)

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000  102.80
ドル円買い   50,000  101.70(SL101.20売り)
ユーロ円売り  50,000  115.50
ユーロ円買い  50,000  114.30(SL113.30売り)
ユーロドル売り 50,000 ☆1.1280(SL1.1340買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1180(SL1.1110売り)
豪ドル円売り  50,000  77.00
豪ドル円買い  50,000  75.70(SL75.00売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  102.50
ドル円買い   50,000  101.40(SL100.90売り)
ユーロ円売り  50,000  115.20
ユーロ円買い  50,000  114.00(SL113.30売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1300(SL1.1370買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1200
豪ドル円売り  50,000  77.00
豪ドル円買い  50,000  75.80(SL75.10売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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