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為替モーニング東京市場2016年9月01日

2016年09月01日

※最新情報(為替イブニング海外市場2016年9月01日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     102.50~104.00

ユーロ円    114.50~115.80

ユーロドル   1.1080~1.1230

豪ドル円    76.80~78.50

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

昨日も各連銀総裁の発言が市場を賑わしているが、エバンス・シカゴ連銀総裁は金融の不安定性を心配する理由は少ないとした上、米企業は低金利の長期化を予想しており、長期の政策見通しが長期金利を安定させていると述べている。

ローゼングレン・ボストン連銀総裁は長期の低金利据え置きでリスクは皆無ではないとした上、米不動産部門で過度のリスクテイクとなる可能性を指摘している。

そして、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は、金融政策は鈍いツールとした上、インフレ上昇とはまだ見ておらず、利上げ決定には更にデータが必要と述べるなど、相対的には早期利上げ期待はトーンダウンしている。

その中、昨日発表されたADP雇用統計は明日の米雇用統計の改善期待を窺がう内容であるが、既に米雇用統計は完全雇用に近づいているとの見解がFOMC関係筋から示されており、年内の利上げはほぼ確実視されてはいるものの、明日の米雇用統計が9月早期米利上げを催促するかは未だに不透明との声は少なくなく、市場は米雇用統計の反応を見極めるまでは安易に動きづらい状況に置かれている。


一方、ドル円は日経平均の上昇期待を踏まえて、約一か月ぶりに103円台で底堅い展開を見せている。

ただ、103円台での水準では本邦輸出企業による実需売りや利益確定売りに幾度となく跳ね返されており、ドル円105円への構図は描きにくい相場環境にある。

そして、週末の米雇用統計の発表が終えれば反動売りも予想されるだけに、過剰期待は禁物と見なした方が賢明であろう。


他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料の無い中、一時1.11台前半まで下落するなど戻り売り優先の展開を強いられている。

ただ、ユーロドル1.11割れでは割安感やユーロショートの積み上がり懸念した買戻しが散見されるなど、ドルやポンドなどの動向に左右される展開が続いており、引き続き直近のレンジ幅1.1100~1.1250を重視して臨むことが一考であろう。


●戦略的には、ドル円は株価堅調期待を背景に底堅い展開であるが、ドル円102円台半ば前後から押し目買いと共に、104円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、ユーロドルは前述したレンジ幅を重視し、1.11割れから押し目買いと共に、1.12台以上からナンピン売りで待機することを勧める。


●邦銀勢によれば、株価動向を注視しながら、様子見スタンスを強めている。

輸出企業は103円台半ば以上から104円前後まで断続的に散見されている模様。

一方、輸入企業は102円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。


●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先している。

現状では、ユーロドル1.12台以上からナンピン売りと共に、買いは1.11割れから押し目買いで対応している模様。


●クロス円は、ドル円102円台半ば前後ではロング、104円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は114円台半ば前後から押し目買いと共に、115円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

一方、豪ドル円は77円割れから押し目買いと共に、78円台半ば前後からナンピン売りで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い

ドル円      102.10     104.40

ユーロ円     113.90   116.40

ユーロドル    1.1035   1.1275

豪ドル円     76.40    78.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年8月収支結果 プラス+¥82,500

通貨別    プラスマイナス     前日比

ドル円    -¥110,000         

ユーロ円   +¥85,000        

ユーロドル  +¥132,500(+$1,150)

豪ドル円   -¥25,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ショート 50,000 ☆102.80(SL103.80買い)

ユーロ円ショート50,000 ☆114.90(SL115.70買い)

ユーロドルロング50,000 ☆1.1210(SL1.1080売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

出来ず Nothing done

ドル円売り   50,000  103.80(SL104.40買い)

ドル円買い   100,000  102.50

ユーロ円売り  50,000  115.70(SL116.30買い)

ユーロ円買い  50,000  114.30

ユーロドル売り 50,000  1.1210

ユーロドル買い 50,000  1.1070(SL1.1000売り)

豪ドル円売り  50,000  78.10(SL78.80買い)

豪ドル円買い  50,000  76.70(SL76.00売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  103.80(SL104.40買い)

ドル円買い   100,000  102.70

ユーロ円売り  50,000  115.80(SL116.50買い)

ユーロ円買い  50,000  114.50

ユーロドル売り 50,000  1.1200

ユーロドル買い 50,000  1.1080(SL1.1010売り)

豪ドル円売り  50,000  78.30(SL79.00買い)

豪ドル円買い  50,000  76.80(SL76.10売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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