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為替イブニング海外市場2020年3月12日

2020年03月12日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円103.00~104.80
ユーロ円116.00~117.80
ユーロドル1.1180~1.1350
豪ドル円65.80~67.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスをパンデミックと宣言する中、トランプ大統領は感染拡大に関して演説を行い、欧州から米国への渡航を向こう30日間大幅に制限する旨を発表している。欧米間の渡航制限は世界経済に及ぼす影響が計り知れないだけに、市場は全般的にポジションの縮小を迫られている。その中、日経平均株価は前日比856円安と1万9千円割れになるなど、危機感を強めている。株価自体は景気減速懸念を示しており、基本的には円買いよりも円売り志向が強まっても何ら不思議ではないが、ウィルス感染が米国本土の脅威となっている以上、ドル売り主導の展開を強いられている。ただ、最終的には米ドルに回帰する公算が高いだけに、当面、ドルの上昇を待ってからドル売りに転じることが得策であろう。

一方、ドル円は株価の急落を嫌気し、一気に103円台に突入しているが、欧米間の渡航制限が遅かれ早かれ日本にも波及するとの声も聞かれており、浮上のきっかけが掴みづらい相場環境にある。ただ、レベル的にはいつ反発に転じてもおかしく無威だけに、引き続きレンジ幅ドル円103.00~104.80円まで拡大し、同レベルからナンピン売買で対応することが賢明であろう

他方、ユーロドルはトランプ大統領の演説には大きく反応してはいないが、元々買い材料が乏しいだけに、引き続き戻り売り優勢の展開を強いられている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1180~1.1350まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で待機することが一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円103円割れから押し目買いと共に、105円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.12割れから押し目買いと共に、1.13台半ば前後からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は売り急ぐことなく、ドル円105円前後を中心に、ドル円104円台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円104円割れから押し目買いを随時実施しており、現状では103円前後に集約されている模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.13台半ば前後からナンピン売りと共に、1.12前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円103円前後ではロング、105円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は116円前後から押し目買いと共に、117円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは66円前後から押し目買いと共に、67円台半ば前後からナンピン売りで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円102.70105.00
ユーロ円115.50117.80
ユーロドル1.11251.1355
豪ドル円66.5568.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆117.00(SL116.00売り)
ユーロドルショート50,000☆1.1330(SL1.1300買い)
豪ドル円ロング50,000☆67.00(SL66.00売り)
本日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆▼104.40(SL103.90売り)-¥25,000
ユーロ円ロング50,000☆▼118.00(SL117.00売り)-¥50,000
豪ドル円ロング50,000☆▼67.80(SL67.10売り)-¥35,000
2020年3月収支経過 (02~12日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥0-¥10,000
ユーロ円-¥120,000+¥25,000
ユーロドル-¥76,000(-$650)
豪ドル円+¥15,000-¥35,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000★104.30(SL103.70売り)
ユーロ円売り50,000★△119.20(117.70ロングカバー)+¥75,000
前日の売買 海外市場
ドル円売り50,000★△105.20(104.30ロングカバー)+¥45,000
ドル円買い50,000☆104.40(SL103.90売り)
ユーロ円買い50,000☆118.00(SL117.40売り)
豪ドル円買い50,000☆67.80(SL67.30売り)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000105.00
ドル円買い50,000☆▼103.90(SL103.30売り)-¥30,000
ユーロ円売り50,000118.30
ユーロ円買い50,000☆117.00(SL116.40売り)
ユーロドル売り50,000☆1.1330(SL1.1380買い)
ユーロドル買い50,0001.1200(SL
豪ドル円売り50.00068.20
豪ドル円買い50,000☆67.00(SL66.50売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000104.80(SL105.30買い)
ドル円買い50,000103.00(SL102.50売り)
ユーロ円売り50,000117.50
ユーロ円買い50,000116.00(SL115.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1300(SL1.1350買い)
ユーロドル買い50,0001.1200
豪ドル円売り50.00067.30
豪ドル円買い50,00066.00(SL65.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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