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為替モーニング東京市場2021年4月21日

2021年04月21日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円107.80~108.80
ユーロ円129.70~130.70
ユーロドル1.1980~1.2080
豪ドル円83.00~84.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場ではコロナウィルスの変異種による感染拡大が世界的に波及しており、また、米中覇権争いの激化が重なり、相対的にリスク回避志向が強まっている。反面、ワクチン接種により、今年後半にも正常に戻るとの期待感も浮上しており、市場は一旦調整局面を迎えた感が強い。その中、米国株式市場では高値警戒感も手伝い、3業種揃って下落、また、米債券利回りも軒並み低下するなど、再び過剰流動性資金が株式市場から債券市場に流入している。ただ、FRBはインフレ率の上昇にも関わらず、コロナ禍での低金利政策の持続性を強調しており、政策面での変更はなく、また、米10年債利回りが1.5%台を堅持している以上、拙速的にドル売りを促す難しさがある。当面、もう一段のドルの下落局面では買い戻しに転じることが一考であろう。

一方、ドル円は一時108円割れと警戒感を強めてはいるが、クロス円全般に円安が浸透していただけに、あくまでも調整主導の円買いに過ぎないとの声も少なくない。引き続き神経質な展開が予想されるが、レンジ幅ドル円107.80~108.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルは利益確定売りに圧されて下値を模索しており、再びユーロドル1.2000割れが視野に入っている。ただ、悪材料出尽くし感を踏まえた買戻しも随所に散見されるだけに、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1980~1.2080を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108円割れから押し目買いを勧めると共に、108円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.20割れから押し目買いと共に、1.20台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視し、様子見スタンスを強めているが、輸出企業はドル円108円台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円107円台半ば前後を中心に、ドル円108円割れから押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き踊り売りを優先しており、現状ではユーロドル1.20前後から押し目買いと共に、1.21前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円108円割れではロング、108円台後半ではショートをイージし、ユーロ円は129円台半ば前後から押し目買いと共に、130円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは83円前後から押し目買いと共に、84円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円107.10109.30
ユーロ円129.10131.15
ユーロドル1.19301.2150
豪ドル円82.4084.55

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆108.30(SL107.70売り)
ユーロドルショート50,000☆1.2020(SL1.2080買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50,000★▼83.80(SL84.50買い)-¥35,000
2021年4月収支経過(01~21日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥65,000
ユーロ円+¥80,000+¥10.000
ユーロドル-¥84,500(-$650)
豪ドル円+¥25,000-¥10,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000☆130.50(SL131.00買い)
豪ドル円売り50,000☆84.50(SL85.00買い)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000108.90
ドル円買い50,000108.00(SL107.50売り)
ユーロ円売り50,000131.30(SL131.80買い)
ユーロ円買い50,000☆△130.30(130.50ショートカバー)+¥10,000
ユーロドル売り50,0001.2120(SL1.2170買い)
ユーロドル買い50,0001.2000
豪ドル円売り50,00085.00(SL85.50買い)
豪ドル円買い50,000☆△84.00(84.50ショートカバー)+¥25,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000108.70
ドル円買い50,000107.80(SL107.40売り)
ユーロ円売り50,000130.70(SL131.20買い)
ユーロ円買い50,000129.70(SL129.20売り)
ユーロドル売り50,0001.2080(SL1.2130買い)
ユーロドル買い50,0001.1980
豪ドル円売り50,00084.00(SL84.50買い)
豪ドル円買い50,00083.00(SL82.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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