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為替イブニング海外市場2017年8月10日

2017年08月10日

※最新情報(為替モーニング東京市場2017年8月16日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!
★休刊のお知らせ;誠に勝手ながらお盆休みのため、来週14~15日のレポートを休刊とさせていただきます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

鈴木予想レンジ

ドル円     109.00~111.00
ユーロ円    128.00~130.00
ユーロドル   1.1650~1.1800
豪ドル円    85.80~87.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

北朝鮮をめぐる地政学的リスクが高まる中、本邦では3連休とお盆休みを前にして、リスク回避の動きが強まってはいるが、現時点では米朝の挑発行為が独り歩きしており、安易なポジショニングは自重局面にある。
本来ならばリスク回避は円買い志向に繋がるであろうが、中弾道ミサイルの標的が日本上空を通過し、グアム諸島周辺であることから、リスク回避の動きが、必ずしも円買いに波及するかは定かではなく、短期筋並びに投資家も今後の成り行きに注視しながら、ポジションの縮小に重きを置かざるを得ないだろう。
いずれにしても、今後も米朝双方の挑発合戦が繰り広げられる可能性は高いだけに、当面、チャート分析も含めて、米金利や株価動向、そして、ファンダメンタルズ分析に過度に依存しない方が賢明であろう。

一方、ドル円は市場参加者が激減する中、110円前後で試行錯誤が続いているが、相対的にはストップロスの配置を重視しながら、少なめの売買が大勢を占めているが、過敏に反応する嫌いが強いだけに、通常よりもレンジ幅を拡大し、相場の動意を待ってから始動が一考であろう。

他方、ユーロドルは引き続き戻り売りが優先される中、ほぼ蚊帳の外状態にあるが、リスク回避のユーロ買いも散見されており、上値も下値も限定的になっている。
当面、レンジ幅を1.1650~1.1800まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が得策であろう。

●戦略的には、ドル円はレンジ幅を109.00~111.00円まで拡大し、109円台半ば割れか押し目買いと共に110円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは前述したレンジ幅を重視し、1.16台半ば前後から押し目買いと共に、1.18前後からなナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを更に強めているが、輸出企業は今朝と同様に、ドル円110円台半ば前後から111円前後まで断続的に散見されている模様。
一方、輸入企業は109円台半ば前後から少なめの押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.18前後からナンピン売りと共に、1.16台半ば前後を視野に、1.17割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円109円台半ば割れではロング、110円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は128円前後から押し目買いと共に129円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は86円割れから押し目買いと共に、87円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     108.85   111.10
ユーロ円    127.55   130.05
ユーロドル   1.1610   1.1835
豪ドル円    85.45    87.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年8月収支経過(01~10日)
       プラスマイナス        前日比
ドル円     +¥35,000       +¥15,000
ユーロ円    -¥35,000        -¥30,000
ユーロドル   ±¥0          
豪ドル円 +¥20,000        +¥20,000

現在のポジションと決済指値

ユーロ弗ロング 50,000 ☆1.1730(1.1660売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ユーロ円ロング 50,000★▼130.00(SL128.80売り)-¥60,000


前日の売買 東京市場

ドル円買い    50,000 ☆109.70(SL109.20売り)
ユーロ円買い  50,000 ☆128.80(SL128.30売り)
豪ドル円買い  50,000 ☆86.30(SL85.70売り)

前日の売買 海外市場

ユーロ円売り  50,000★△129.40(128.80ロングカバー)+¥30,000

本日の売買予定 東京市場

出来ず Nothing done
ドル円売り 50,000  110.50
ドル円買い    50,000  109.30(SL108.80売り)
ユーロ円売り  50,000  130.00(SL130.50買い)
ユーロ円買い  50,000  128.70(SL128.10売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1780
ユーロドル買い 50,000  1.1660(1.1600売り)
豪ドル円売り  50,000  87.20
豪ドル円買い  50,000  86.30(SL85.80売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000☆△110.00(109.70ロングカバー)+¥15,000
ドル円売り 50,000  111.00(SL111.60買い)
ドル円買い    50,000  109.20(SL108.50売り)
ユーロ円売り  50,000  129.80(SL130.50買い)
ユーロ円買い  50,000  128.00(SL127.40売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1770
ユーロドル買い 50,000  1.1650(1.1590売り)
豪ドル円売り  50,000☆△86.70(86.30ロングカバー)+¥20,000
豪ドル円売り  50,000  87.30(SL88.00買い)
豪ドル円買い  50,000  85.80(SL85.30売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

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