FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

実践トレーディング

最新の記事

為替イブニング海外市場2016年12月15日

2016年12月15日

※最新情報(為替モーニング東京市場2016年12月16日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     116.50~118.80
ユーロ円    122.50~124.80
ユーロドル   1.0400~1.0600
豪ドル円    86.00~88.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

FOMCの余韻が残る中、米債券利回りが軒並み上昇基調を強めており、依然として、ストップロスを巻き込みながらドルを買い戻す動きが優先されている。
ただ、市場には常に、トランプラリーによるドル高に対する疑念が渦巻く中、更にドルを拙速的に買い上げる気運も削がれつつあるが、反面、株価上昇期待を踏まえながら、心理的節目であるドル円120円台を目指すまでのドル売り材料が見当たらない。
これまでも、幾度となくサプライズ的に節目をクリアーしているだけに、遅かれ早かれ、ドル円120円台は時間の問題と見なす動きが広がっている。
また、一部機関投資家などは、投資対象の一環として、米国債利回りが3%となれば、円キャリートレード(日米金利差拡大狙い)復活を推奨する動きもあり、米金利先高観測が途絶えない限り、ドルの買戻しが優勢と見なした方が得策であろう。

一方、ドル円は118円台では随所に利益確定売りや実需売りが散見されているが、積極的に売り下がる相場環境ではなく、あくまでもドル円120円を睨みながら、少なめのナンピン売りで待機姿勢を強めている。
既にチャート分析やファンダメンタル分析も機能不全に陥っており、当面、相場の流れに準じた戦略性が求められるだけに、基本的にはレンジ幅を通常よりも拡大し、ドルの買戻しに重点を置いた方がリスクの軽減に繋がるであろう。

他方、ユーロドルは節目とみられていた1.05割れを実現し、市場には対ドル1.0000への警戒感も意識され始めている。
ただ、流石にユーロショートの積み上がりと共に、割安感を踏まえた買戻しも散見されており、過度なユーロ安期待は自重局面と捉えたほうが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は日米金利差拡大を背景に、引き続き底堅い展開と判断し、117円前後から押し目買いを勧めると共に、119円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは戻り売りを優先し、1.06前後からナンピン売りと共に、1.04前後から押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル118円台以上から少なめのナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業は出遅れによる買い戻しが随所に散見されているが、現状では117円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、戻り売りを優先しており、現状では、今朝と同様に、ユーロドル1.06前後からナンピン売りと共に、1.04前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円116円台半ば前後ではロング、118円半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は124円台半ば前後からナンピン売りを勧めると共に、122円台半ば前後から押し目買いで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は86円台半ば割れから押し目買いと共に、88円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      116.40   119.30
ユーロ円     122.45   125.30
ユーロドル    1.0370   1.0620
豪ドル円     85.85    88.55

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年12月収支経過(01~15日)
通貨別   プラスマイナス       前日比
ドル円    +¥25,000       -¥35,000
ユーロ円   +¥60,000       
ユーロドル  +¥55,000(+$450)
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

ユーロ円ショート 50,000 ☆123.20(SL124.00買い)
ユーロドルロング 50,000 ☆1.0550(SL1.0430売り)
豪ドル円ショート 50,000 ☆86.00(SL87.80買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000★▼115.80(SL116.50買い)-¥35,000

本日の売買予定 東京市場

出来ず Nothing done
ドル円売り   50,000  118.00(SL118.50買い)
ユーロ円売り  50,000  124.00(SL124.70買い)
ユーロ円買い  50,000  122.50
ユーロドル売り 50,000  1.0600
ユーロドル買い 50,000  1.0430(SL1.0350売り)
豪ドル円売り  50,000  87.80(SL88.50買い)
豪ドル円買い  50,000  86.00

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り   50,000  118.50(SL119.10買い)
ドル円買い   50,000  116.50(SL115.70売り)
ユーロ円売り  50,000  124.00(SL124.70買い)
ユーロ円買い  50,000  122.50
ユーロドル売り 50,000  1.0600
ユーロドル買い 50,000  1.0430(SL1.0350売り)
豪ドル円売り  50,000  87.80(SL88.50買い)
豪ドル円買い  50,000  86.30

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > 実践トレーディング > 為替イブニング海外市場2016年12月15日