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為替イブニング海外市場2020年6月10日

2020年06月10日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円106.80~108.30
ユーロ円121.50~122.80
ユーロドル1.1280~1.1400
豪ドル円74.50~75.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場の関心は明日発表される連邦公開市場委員会(FOMC)会合に集まっているが、新型コロナウイルス感染拡大により、雇用情勢が最悪事態に落ちこみ、FRBとしては、経済再活動に向けては、政策金利を引き下げたい意向であろうが、皮肉にもリスクオン相場が続く中、株式市場が堅調に推移しており、急いで利下げするムードは希薄になっている。また、日欧が既にマイナス金利を導入しており、現状の副作用や景況感を見る限りは拙速的な利下げは自重し、FRBは利下げペースを極力緩やかにとどめたいのが本音であろう。ただ、経済協力開発機構(OCED)は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今年の世界経済の成長率が過去1世紀で最悪になるとの見通しを発表するなど、不安材料には事欠かず、また、米中対立構造のためにも強いドルを維持する必要性もあり、米金利の優位性を含めて、利下げ余地を残したいのが現状かもしれない。引き続き相場の動意を待ってから少なめの売買で対応することが賢明であろう。

一方、ドル円はリスク回避志向が再び強まっており、徐々に上値の重さが意識されている。ただ、ドル買いニーズもあるだけに、下値は限定的と見なし、引き続きレンジ幅ドル円106.80~108.30円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売りに助長され底堅い展開ではあるが、更なる買い材料が乏しいだけに、もう一段の上昇局面では清算入りと見なし、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1270~1.1400を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円107円割れから押し目買いと共に、108円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.13割れから押し目買いと共に、1.14前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円108円台半ば前後を中心に、108円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている、一方、輸入企業は107円台半ば割れから押し目買を実施しており、現状では107円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、調整色を強めているが、現状ではユーロドル1.14前後からナンピン売りと共に、1.13割れから押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円107円割れではロング、108円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は121円台半ば割れから押し目買いと共に、122円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは74円台半ば前後から押し目買いと共に、75円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円106.30108.55
ユーロ円120.80123.10
ユーロドル1.12451.1455
豪ドル円73.9076.10

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆107.30(SL106.70売り)
ユーロ円ショート50,000☆122.30(SL123.70買い)
ユーロドルショート50,000☆1.1320(SL1.1380買い)
本日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆▼108.00(SL107.30売り)—¥35,000
2020年6月収支経過(01~10日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥50.000—¥35,000
ユーロ円-¥145,000—¥25,000
ユーロドル-¥43,000(-$350)
豪ドル円-¥135,000-¥25,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000☆108.00(SL107.50売り)
ユーロ円買い50,000★▼122.00(SL121.50売り)—¥25,000
豪ドル円買い50,000★▼75.50(SL75.00売り)—¥25,000
前日の売買 海外市場
ユーロ円売り50,000☆122.30(SL123.80買い)
ユーロドル売り50,000☆1.1320(SL1.1370買い)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000108.40
ドル円買い50,000☆107.30(SL106.80売り)
ユーロ円売り50,000122.70(SL123.20買い)
ユーロ円買い50,000121.60
ユーロドル売り50,0001.1380(SL1.1430買い)
ユーロドル買い50,0001.1270
豪ドル円売り50.00075.50(SL76.00買い)
豪ドル円買い50,00074.30(SL73.80売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000108.40
ドル円買い50,000106.80(SL106.30売り)
ユーロ円売り50,000122.50(SL123.00買い)
ユーロ円買い50,000121.50
ユーロドル売り50,0001.1400(SL1.1450買い)
ユーロドル買い50,0001.1280
豪ドル円売り50.00075.50(SL76.00買い)
豪ドル円買い50,00074.50(SL74.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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