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為替モーニング東京市場2020年3月11日

2020年03月11日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円104.30~105.80
ユーロ円118.00~119.50
ユーロドル1.1230~1.1380
豪ドル円67.50~69.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

目に見えない新型ウィルス感染対策での可能な手段は限られる中、各国ともに大規模な資金投入を迫られている。米国では来週のFOMCにおいて利下げの余地を残しているものの、既に下限レベルまで低下しており、先の0.5%の利下げに続き、0.5~0.75%程度の利下げが確実視されている。ただ、日欧は既に超低金利政策の最中であり、相対的には金融政策のみでウィルス拡大懸念が収束に向かうわけでもなく、依然として、市場はパニック相場と化しているのが現状であろう。その中、米国株式市場では日々乱高下を繰り返す中、NYダウは給与税免除への期待感から、前日比1167ドル高と大幅に反発、25,000ドル台を一気に回復しており、ドルを買い戻す機運が高まっている。ただ、ウィルス感染拡大が米国にも上陸しており、過剰期待は禁物であろう。

一方、ドル円は株高を好感する中、米債券利回りの持ち直しもあり、ドル円106円近辺まで一気に上昇したが、利益確定売りに圧される格好で戻り売りが優勢となり、ドル円105円前後で右往左往しているのが現状である。引き続きレンジ幅ドル円104.30~105.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルはユーロ経済の脆弱性を背景に利益確定売りが優先される中、米ドルの買戻しを背景に、足早にユーロドル1.13割れになるなど、改めて上値の重さが意識されている。いずれにしても、不安定な相場展開が予想されるだけに、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1230~1,1380まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円104円台半ば割れから押し目買いと共に、105円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.12台半ば割れから押し目買いと共に、1.14前後からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価の反発期待を背景に、底堅い展開と判断しているが、輸出企業はドル円105円台以上から随時ナンピン売りを実施しており、現状では105円台後半からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円104円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状ではユーロドル1.14前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、買いは1.12台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円104円台前半ではロング、105円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は118円前後から押し目買いと共に、119円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは67円台半ば前後から押し目買いと共に、69円前後からナンピン売りで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円103.70106.30
ユーロ円117.50120.00
ユーロドル1.11851.1430
豪ドル円66.9069.40

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆117.70(SL118.10売り)
2020年3月収支経過 (02~11日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥10,000+¥145,000
ユーロ円-¥145,000-¥95,000
ユーロドル-¥77,200(-ドル650)-$250
豪ドル円+¥50,000+¥30,000
前日の売買 東京市場
ドル円売り50,000★▼103.50(SL104.20買い)-¥35,000
ドル円売り50,000★△103.20(101.30ロングカバー)+¥95,000
ユーロ円売り50,000★▼118.30(SL118.90買い)-¥30,000
豪ドル円売り50.000☆68.70(SL69.30買い)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000☆△105.20(103.50ロングカバー)+¥85,000
ドル円買い50,000☆103.50(SL102.90売り)
ユーロ円売り50,000119.50(SL120.00買い)
ユーロ円買い50,000☆117.70(SL117.10売り)
ユーロドル売り50,0001.1440(SL1.1500買い)
ユーロドル買い50,0001.1270(SL
豪ドル円売り50.00069.50(SL70.10買い)
豪ドル円買い50,000☆△68.10(68.70ショートカバー)+¥30,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000105.80(SL106.30買い)
ドル円買い50,000104.30(SL103.70売り)
ユーロ円売り50,000119.20
ユーロ円買い50,000118.10(SL117.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1380(SL1.1430買い)
ユーロドル買い50,0001.1240(SL
豪ドル円売り50.00068.90(SL69.40買い)
豪ドル円買い50,00067.50(SL66.90売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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