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為替イブニング海外市場2021年2月1日

2021年02月01日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円104.30~105.30
ユーロ円126.30~127.50
ユーロドル1.2030~1.2150
豪ドル円79.50~80.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

週明けの東京株式市場では前日比427ドルと反発し、早くも2万8千台を回復するなど、改めて、過剰流動性資金の役割が意識されている。ただ、先週末の大幅な下落によるリバウンド相場の段階にあり、自律反発とは言い難い状況に置にあるだけに、ある程度の反落と上昇は避けられない情勢と判断するのが順当であろう。その中、市場ではバイデン新政権による1兆9000億ドルの経済対策案への期待感は強いものの、一部共和党議員からは6000億ドルの代替案が提案されるなど、未だに楽観視出来ない情勢にある。そして、市場には米中覇権争いの激化懸念、ロシアではプーチン大統領への抗議デモが激化、そして、日本企業が多く関連しているミャンマーではクーデターが発生するなど、相対的には不安材料満載の相場環境にある。引き続き直近のレンジ幅を重視し、じっくり待機策が無難であろう。

一方、ドル円は有事のドル買いも手伝い、底堅い展開であるが、ドル円105円台では利益確定売りや達成感の売りも散見されており、加速的な上昇は見込みづらい。引き続きレンジ幅104.30~105.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買一考であろう。

他方、ユーロドルは1.21前後で売り買いが拮抗しており、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2050~1.2150を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円104円台半ば割れから押し目買いを勧めると共に、ドル円105円台前半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.20台半ば前後から押し目買いと共に、1.21台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円105円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円ドル円104円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状ではユーロドル1.21台半ば前後からナンピン売りと共に、1.20台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円104円台前半ではロング、105円台前半ではショートをイメージし、ユーロ円は126円台半ば割れから押し目買いと共に、127円半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは79台半ば前後から押し目買いと共に、80円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円103.75105.85
ユーロ円125.70127.90
ユーロドル1.19851.2200
豪ドル円79.0081.15

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&TP)
ドル円ショート50,000☆104.80(SL105.30買い)
ユーロ円ショート50,000☆126.80(SL127.30買い)
豪ドル円ショート50.000☆80.60(SP80.50買い)
2021年2月収支経過(01~  日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円
ユーロドル
豪ドル円
前日の売買 東京市場
ドル円売り50,000☆104.80(SL105.30買い)
ユーロ円売り50,000☆126.80(SL127.30買い)
前日の売買 海外市場
豪ドル円売り50.000☆80.60(SL81.10買い)
本日の売買&予定 東京市場
出来宇 Nothing done
ドル円売り50,000105.30(SL105.80買い)
ドル円買い50,000104.30
ユーロ円売り50,000127.50(SL128.00買い)
ユーロ円買い50,000126.50
ユーロドル売り50,0001.2180(SL1.2230買い)
ユーロドル買い50,0001.2080(SL1.2030売り)
豪ドル円売り50.00080.60(SL81.10買い)
豪ドル円買い50,00079.70
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000105.30(SL105.80買い)
ドル円買い50,000104.50
ユーロ円売り50,000127.30(SL127.80買い)
ユーロ円買い50,000126.40
ユーロドル売り50,0001.2130(SL1.2180買い)
ユーロドル買い50,0001.2050(SL1.2000売り)
豪ドル円売り50.00080.60(SL81.10買い)
豪ドル円買い50,00079.80
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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