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為替モーニング東京市場2020年5月29日

2020年05月29日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円107.00~108.30
ユーロ円118.50~119.80
ユーロドル1.1000~1.1130
豪ドル円70.50~71.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米中覇権争いは先の貿易戦争やコロナ問題などを含めて、複数の難題を抱えているが、先の中国全人代において、香港に対する国家安全法は事前予想通りに圧倒的多数で可決され、新たに香港問題が加わり、米中対立構造に歯止めが掛からないほど深刻化しつつある。トランプ大統領は本日にも中国に関する会見行う予定であるが、中国に対する不満が最高潮まで達した感も強く、通常ならば米中関係は一触即発に近い状況にある。更に中国に対する制裁を強める可能性が高く、再び報復合戦に陥る可能性が高く、相場への影響も計り知れない状況にある。引き続き相場の動意を待ってからの始動が得策であろう。

一方、ドル円はリスクの円買いとドル買いが相混じり、ドル円107円台後半で身動きは限定的である。当面、トランプ大統領の会見待ちの段階にある。米失業保険の継続受給者数が高水準にあり、相対的には悲観的な材料が多いため円高基調は否めないが、引き続きレンジ幅ドル円107.00~108.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは相対的には特筆すべき買い材料はない中、ストップロスを巻き込みユーロドル1.11目前まで足を速めている。米中関係の深刻化がユーロの買い戻す要因であり、自律反発的な上昇とは言い難いだけに、ユーロドル1.11台では一旦清算入りと見なした方が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円107円前後から押し目買いと共に、108円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルはレンジ幅1.1000~1.1130を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向を注視し、様子見スタンスを強めている。輸出企業は昨日と同様にドル円108円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円107円前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、ユーロドル1.10台半ば前後からナンピン売り随時実施しており、現状では1.11台以上からナンピン売りと共に、1.1000前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円107円前後ではロング、108円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は118円台半ば前後から押し目買いと共に、119円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは70円台半ば前後から押し目買いと共に、72円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円106.55108.80
ユーロ円118.10120.30
ユーロドル1.09601.1185
豪ドル円70.2072.40

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆119.30(SL119.80買い)
ユーロドルショート50,000☆1.1060(SL1.1120買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆▼118.50(SL119.30買い)-¥40,000
ユーロ$ショート50,000☆▼1.1000(SL1.1060買い)-$300
2020年5月収支経過(01~29日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥17,500
ユーロ円-¥40,000-¥40,000
ユーロドル+¥89,400(+$750)-$300
豪ドル円-¥10,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000108.30(SL108.80買い)
ドル円買い50,000107.30(SL106.80売り
ユーロ円売り50,000☆119.30(SL119.80買い)
ユーロ円買い50,000118.20
ユーロドル売り50,000☆1.1060(SL1.1110買い)
ユーロドル買い50,0001.0970
豪ドル円売り50.00071.80(SL72.30買い)
豪ドル円買い50,00070.60(SL70.10売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000108.20(SL108.70買い)
ドル円買い50,000107.20(SL106.70売り
ユーロ円売り50,000119.80(SL120.30買い)
ユーロ円買い50,000118.70
ユーロドル売り50,0001.1120(SL1.1170買い)
ユーロドル買い50,0001.1120
豪ドル円売り50.00071.80(SL72.30買い)
豪ドル円買い50,00070.70(SL70.20売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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