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為替モーニング東京市場2018年2月15日

2018年02月15日

※最新情報(為替イブニング海外市場2018年2月15日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     106.00~107.80
ユーロ円    132.30~133.80
ユーロドル   1.2370~1.2500
豪ドル円    83.80~85.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

米国債利回りが軒並み上昇する中、米1月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.5%、コアも+0.3%と1年ぶりの大幅な伸びを示し、そして、NYダウ平均は前日比253ドル高と反発、また、懸念されていたVIX指数は20を下回るなどドル買い条件は整いつつあるが、相反して、ドルの調整売りに追いやられるなど市場は戸惑いの色を隠せない情勢にある。
ドル安の理由付けとしては、トランプ政権による一連の景気刺激策が大幅な財政出動が起因しているとの見方、財政確保のためにはドル安による貿易収支の改善、そして、中国が春節を前にして、米ドル債売却など様々な憶測が回遊しているが、相対的には不安心理を踏まえた弱気相場と化しているとも言える。
機関投資家やヘッジファンなどが一旦ポジション清算志向を強めており、現時点では短期のドル売りと中期のドル買いが混在しており、当面、相場が大きく動意づくまでは少なめの売買で対応することが賢明であろう。

一方、ドル円はストップロス売りが優先される中、着々と次なる節目ドル円105円に向けて進行中であり、一考に反転の兆しはみられない。
ただ、政府日銀が目指しているデフレ脱却には過度な円高局面は許しがたいのが本音であり、下げ止まりは近いと見なした方が賢明であり、現状レベルからのドル円ショートは一旦自重局面に差し掛かっており、引き続き戻り売り重視で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルは足早に1.24台半ばまで切り返すなど、底堅い展開であり、ユーロドル1.25台も時間の問題と判断せざるを得ないが、日米同様にECBのユーロ高けん制の動きも再燃する可能性が高く、同レベル前後からの高値掴みには要注意だろう。
レンジ幅を1.2350~1.2500まで拡大し、同レベル前後からのナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円はレンジ幅をドル円106.00~108.00まで拡大し、ドル円106円前後から押し目買いと共に、107円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に、前述したレンジ幅を重視し、1.24割れから押し目買いと共に、1.25前後からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視する中、様子見スタンスを強めている。
輸出企業は売り急ぐことなく、現状では107円台半ば前後から108円前後まで断続的に散見されている模様。
一方、輸入企業は107円割れでは押し目買いを実施しており、現状では106円前後を中心に、106円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、ユーロドル1.25前後が意識される中、底堅い展開と判断しており、現状ではユーロドル1.24割れから押し目買いと共に、1.25前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円106円前後ではロング、107円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円132円前後から押し目買いと共に、133円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は84円割れから押し目買いと共に、85円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     105.55   108.00
ユーロ円    131.70   134.10
ユーロドル   1.2330   1.2550
豪ドル円    83.30    85.55

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2018年2月収支経過(01~15日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円   -¥45,000       -¥40,000
ユーロ円  -¥110,000      +¥25,000
ユーロドル +¥26,600(+$200) +$600
豪ドル円   +¥32,500       +¥35,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆107.20(SL106.20売り)
ドル円ロング   50,000 ☆106.80(SL106.20売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ドル円ロング   50,000★▼108.00(SL107.20売り)-¥40,000
ユーロ円ロング 50,000★▼132.80(SL132.50売り)-¥15,000
ユーロ円ロング 50,000☆▼132.50(SL132.00売り)-¥25,000


前日の売買 東京市場

ドル円買い    50,000 ☆107.20(SL106.60売り)
ユーロ円買い  50,000 ☆132.50(SL132.00売り)

前日の売買 海外市場

ドル円売り 50,000  108.00
ドル円買い    50,000 ☆106.80(SL106.20売り)
ユーロ円売り  50,000☆△133.30(132.00ロングカバー)+¥65,000
ユーロ円買い  50,000 ☆132.00(SL131.50売り)
ユーロドル売り 50,000☆△1.2400(1.2280ロングカバー)+$600
ユーロドル買い 50,000 ☆1.2280(SL1.2230売り)
豪ドル円売り  50,000  85.20(SL86.70買い)
豪ドル円買い  50,000 ☆83.80(SL83.30売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り 100,000  107.30
ドル円買い    50,000  106.20(SL105.80売り)
ユーロ円売り  50,000  133.60(SL134.10買い)
ユーロ円買い  50,000  132.30(SL131.70売り)
ユーロドル売り 50,000  1.2500(SL1.2550買い)
ユーロドル買い 50,000  1.2380(SL1.2330売り)
豪ドル円売り  50,000☆△84.50(83.80ロングカバー)+¥35,000
豪ドル円売り  50,000  85.00(SL85.50買い)
豪ドル円買い  50,000  83.80(SL83.30売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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