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為替モーニング東京市場2020年3月19日

2020年03月19日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円107.50~109.00
ユーロ円117.70~119.30
ユーロドル1.0850~1.1030
豪ドル円61.80~63.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場全般が新型コロナウィルス感染拡大に翻弄される中、米国株式市場では再び3業種揃って大幅に急落するなど、VIX指数の高さが表しているように市場の動揺は異常なレベルまで達している。相対的にウィルス感染が拡大する以前ではNYダウ3万ドル乗せも期待されていたが、感染拡大以降、既に1万ドル近く暴落しており、遂に2万ドル割れまでと更に危機感を強めている。その中、トランプ政権下ではウィルス対策の一環として、大規模な量的緩和を実施する予定であるが、市場は安全資産のドル買いと財政難によるドル売りに挟まれるなど、波乱含みの展開を強いられている。また、原油価格が20ドル割れ目前まで急落していることも相場の混迷度を深めており、安易に攻めきれない相場展開に陥っていると言わざるを得ない。いずれにしても、ウィルス感染拡大により、市場の目算が総崩れ状態になっており、市場心理の冷え込みと共に、ポジションを縮小に追いやられているのが現状であり、当面、過剰期待は自重し、相場が大きく動意づいてからの逆張り売買に専念することをも一考であろう。

一方、ドル円は米債券利回りが回復基調にあるが、財政難を見越した上昇とも捉えられており、金利面での優位性は損なわれている。引き続き直近のレンジ幅ドル円107.50~109.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が無難であろう。

他方、ユーロドルはポンドの急落が嫌気される中、ポジションの手仕舞も急がれているが、ポンドの想定外の急落により、ユーロドルの買い戻しも随所に散見されるなど、拙速的に下値を模索する難しさもある。当面、レンジ幅ユーロドル1.0850~1.1030まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、107円台半ば前後から押し目買いと共に、109円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.08台半ば前後から押し目買いと共に、1.10台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向を睨み様子見スタンスを強めている。輸出企業はドル円108円台からナンピン売りを実施しており、現状ではドル円109円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円107円台半ば前後を中心に、ドル円108円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状ではユーロドル1.10台以上からナンピン売りと共に、1.08台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円107円台半ば前後ではロング、109円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は117円台半ば前後から押し目買いと共に、119円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは62円割れから押し目買いと共に、63円台半ば前後からナンピン売りで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円107.10109.50
ユーロ円117.30119.70
ユーロドル1.08201.1065
豪ドル円61.4063.75

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆108.20(SL109.00買い)
2020年3月収支経過 (02~19日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥25,000
ユーロ円-¥30.000+¥100,000
ユーロドル+¥53,100(+ドル450)-$250
豪ドル円+¥75,000-¥30,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000☆108.20(SL108.80買い)
ドル円買い50,000106.70(SL106.10売り)
ユーロ円売り50,000118.80(SL119.40買い)
ユーロ円売り50,000★△118.30(117.60ロングカバー)+¥35,000
ユーロ円買い50,000☆117.50(SL116.90売り)
ユーロドル売り50,0001.1080(SL1.1140買い)
ユーロドル買い50,000☆▼1.0940(SL1.0890売り)-$250
豪ドル円売り50.00064.60(SL65.20買い)
豪ドル円買い50,000☆▼63.20(SL62.60売り)-¥30,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000109.00(SL109.50買い)
ドル円買い50,000107.70
ユーロ円売り50,000119.00(SL119.50買い)
ユーロ円売り50,000☆△118.80(117.50ロングカバー)+¥65,000
ユーロ円買い50,000117.70(SL117.20売り)
ユーロドル売り50,0001.1010(SL1.1060買い)
ユーロドル買い50,0001.0870(SL1.0820売り)
豪ドル円売り50.00063.50(SL64.10買い)
豪ドル円買い50,00061.80(SL61.30売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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