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為替イブニング海外市場2020年9月9日

2020年09月09日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円105.30~106.50
ユーロ円124.30~125.50
ユーロドル1.1700~1.1830
豪ドル円76.00~77.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

昨日の米国株式市場の全面安を受けて、日経平均株価は一時節目の23,000円割れになるなど警戒感を強める中、引け値では241円安にとどまり、辛うじて23,000円台を維持しているが、相対的には高値警戒感によるポジション調整売りが優先されている。そして、新型コロナウィルスのワクチン開発期待が後退気味であり、市場参加者としても、ポジションの手仕舞に追いやられている側面がある。そして、残るところ2か月切った米大統領選では、直近の世論調査では民主党候補のバイデン氏が勝利する確率は7割前後との見方も浮上している。トランプ大統領としても形勢逆転のためには米国ファーストは言うまでもなく、中国包囲網を更に強化する可能性が高いだけに、短期筋としても、安易にポジションをどちらにも取りづらい相場環境に直面している。引き続き無理をせずに、直近のレンジ幅で売買を模索することが一考であろう。

一方、ドル円は株価動向に右往左往することなく、ドル円106円前後で膠着度を強めている。相変わらずリスク回避のドル買いと円買いが散見される中、相対的には日米金利差を背景にドル買い戻しがやや優勢と言える。引き続きレンジ幅ドル円105.50~106.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料の無い中、戻り売りに圧されているが、直近の下限レベルがユーロドル1.1700であり、拙速的な下値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1700~1.1830を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、今朝と同様に、ドル円105円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円106円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.17前後から押し目買いと共に、1.18台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、軟調な株価動向を背景に、上値は限定的と判断しているが、輸出企業はドル円106円台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円105円台半ば前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先しているが、現状ではユーロドル1.18台半ば前後からナンピン売りと共に、1.17前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、繰り返しなるが、ドル円105円台半ば前後ではロング、ドル円107円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は124円台前半から押し目買いと共に、125円台半ば前後からナンピン売りを勧める。一方、豪ドルは76円前後から押し目買いと共に、77円台上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円104.90107.20
ユーロ円123.75126.00
ユーロドル1.16601.1885
豪ドル円75.6077.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆105.80(SL105.40売り)
ユーロ円ロング50,000☆124.80(SL124.30売り)
ユーロドルロング50,000☆1.1800(SL1.1720売り)
豪ドル円ロング50,000☆76.60(SL76.10売り)
2020年9月収支経過(01~09日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円+¥35,000
ユーロドル+¥74,800(+$600)
豪ドル円+¥35,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
ユーロ円買い50,000☆124.80(SL124.30売り)
豪ドル円買い50,000☆76.60(SL76.10売り)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000106.70(SL107.20買い)
ドル円買い50,000☆105.80(SL105.30売り)
ユーロ円売り50,000125.30
ユーロ円買い50,000124.20(SL123.70売り)
ユーロドル売り50,0001.1830
ユーロドル買い50,0001.1710(SL1.1660売り)
豪ドル円売り50.00077.00
豪ドル円買い50,00075.80(SL75.30売り)
本日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000106.40
ドル円買い50,000105.40(SL104.90売り)
ユーロ円売り50,000125.30
ユーロ円買い50,000124.30(SL123.80売り)
ユーロドル売り50,0001.1830
ユーロドル買い50,0001.1720(SL1.1670売り)
豪ドル円売り50.00077.20
豪ドル円買い50,00076.10(SL75.60売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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