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為替モーニング東京市場2019年10月17日

2019年10月17日

鈴木予想レンジ

ドル円     108.20~109.20
ユーロ円    119.80~120.80
ユーロドル   1.1020~1.1120
豪ドル円    72.80~73.80

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

懸念されていた米中通商交渉は中国の米国産農産物の輸入拡大や中国人民元を巡る通貨政策の透明性などで部分的に合意に達し、トランプ政権は対中制裁関税の追加制裁を見送るなど、総じて無難に消化した格好である。
市場は貿易摩擦の進展具合を好感すると同時に株価の押し上げ材料になっているが、当面、11月中旬に見込まれているAPEC首脳会議での米中首脳会談で何らかの方向性が確認されるまでは、依然として、紆余曲折というのが現状であろう。
その中、米地区連銀経済報告(ベージュブック)では米経済は控えめなペースで拡大してはいるが、貿易問題が世界経済の圧迫要因になっていることが指摘されている。
そして、昨日発表された米小売売上高が予想外に減少する中、エバンス・シカゴ連銀総裁は保険としての追加緩和の議論を見込むとし、目先の下振れリスクを考慮すれば、FRBは積極的に行動すべきと言及し、再びFOMCの金利引き下げ圧力が強まっている。
拙速的なドルの買い戻しには警戒感を強めている。

一方、ドル円はFRBの利下げ期待が高まる中、米10年債利回りが1.7%台で推移しており、依然として、ドル買いニーズは根強く、現時点では下値も上値トライも慎重にならざるを得ない。
引き続きレンジ幅ドル円108.20~109.20円を重視し、同レベルからのナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルはバイトマン独連銀総裁がドイツは追加の財政支出は可能とした上、見通しが悪化しなければ財政支援は不要と述べているが、欧州の貿易問題の被害は中国よりもひどい可能性を指摘しており、米中貿易問題を見極めるまでは拙速的に買い戻す動きは希薄になっている。
引き続きレンジ幅ユーロドル1.1020~1.1120を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108円台半ば割れから押し目買いと共に、109円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に、1.10台半ば割れから押し目買いと共に、1.11台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向を睨み様子見スタンスを強めている。輸出企業はドル円109円台以上からナンピン売りで待機姿勢を継続している模様。
一方、輸入企業はドル円108円前後を中心に、ドル円108円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では昨日と同様に、ユーロドル1.11前後からナンピン売りと共に、1.10前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、繰り返しなるが、ドル円108円台前半ではロング、ドル円109円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円120円割れから押し目買いと共に、121円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は73円割れから押し目買いと共に、74円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     107.70   109.80
ユーロ円    119.30   121.45
ユーロドル   1.0960   1.1180
豪ドル円    72.35    74.50

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2019年10月収支経過(01~17日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円  -¥40,000
ユーロ円  -¥115,000
ユーロドル +18,000(+$150)   
豪ドル円  +¥15,000    

現在のポジションと決済指値

ドル円ショート 50,000 ☆108.80(SL109.20買い)
ユーロ円ショート50,000 ☆120.30(SL120.80買い)
ユーロ$ショート50,000 ☆1.1080(SL1.1130買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り  50,000  109.30(SL119.80買い)
ドル円買い    50,000  108.30
ユーロ円売り  50,000 ☆120.30(SL120.80買い)
ユーロ円買い  50,000  119.30(SL118.80売り)
ユーロドル売り 50,000 ☆1.1080(SL1.1130買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0980(SL1.0930売り)
豪ドル円売り  50.000  73.80(SL74.30買い)
豪ドル円買い  50,000  72.80(SL72.30売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り  50,000  109.20(SL119.70買い)
ドル円買い    50,000  108.30
ユーロ円売り  50,000  120.80(SL121.30買い)
ユーロ円買い  50,000  119.90
ユーロドル売り 50,000  1.1120(SL1.1170買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1020
豪ドル円売り  50.000  73.80(SL74.30買い)
豪ドル円買い  50,000  72.80(SL72.30売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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